愛するが故、手放さず。
キスをして 愛し合って
寂しくないように抱き合った夜
星を見て 月を見て
声を交わし 指を絡め
永久(とわ)は此処にあるように思えた日
星を見て 月を見て
貴方は私を 貴方は離さず
今日はどこか私の身体に愛を刻むように
抱き合って 抱き合って 青天の霹靂は
突然に訪れず 闇に葬る
愛を消さないでくれ 無かったことにしたくない
だから 溺れた貴方の形見を切り取って
愛するが故、手放さず
宿の部屋 埋まる愛は
恋しさを感じさせない為なの?
夢を見て 酔い痴れて
貴方は私に 言葉を残した
「この腰紐でおいらに快楽に没させてくれよ」
戯れと思いながら 眠る時間を惜しんだ
悦び候 愛の真ん中
せめて貴方が欲しい 2人を繋いだ架け橋
だから 愛し合った証を愛おしく切り
愛するが故、手放さず
愛は罪なもの 罰は受けるもの
貴方とずっと一緒にいたくて 側にいたいけど
愛は罪なもの 罰は受けるもの
私は貴方と共に決意を報せに行った
誰だろうと譲らない 青天の霹靂は
私の純な愛に 火花散らした
貴方と満たし合った 心はけして散るものか
だから 契った貴方の形見を切り取って
愛するが故、手放さず 手放さず
#歌詞 #オリジナル #詩 #音楽 #曲付けOK #阿部定事件をモチーフに #愛人 #1936年 #昭和11年 #東京 #1974年消息不明 #1987年まで彼を永代供養していた寺へ毎年命日に花が贈られていた