羽搏きは 別れの合図 鳥帰る

歌は
遥か広がる草原のよう
誰しもを受け入れ
風に吹かれてはゆらゆら揺られる

愛は
遥か果てしない荒野のよう
選り好み 抱きしめ
本物だけに花を咲かせるのよ

そして 私はそれを見つめる鳥のよう
現実を飲み込み
憂鬱に浸る夕陽沈みゆくまま
羽搏(はばた)きは 別れの合図 鳥帰る

夢は
遥か広がる海原のよう
潮の満ち引きまでも
何もかもを奪い去るみたいでさ

そして 私はそれを見つめる鳥のよう
荒波に飲み込まれ
溺れて死に逝く生き様が似ていて
羽搏(はばた)きは 別れの合図 鳥帰る

いつか蜃気楼が騙してくれたら、と願う

人は
遥か広がる大空のよう
荒れたり 歪んだりして
それでもオーロラを見せたりするの

そして 私はそれを見つめる鳥のよう
憧れに浸って
人波に溺れ 息すらも忘れて
羽搏(はばた)きは 別れの合図 鳥帰る
帰っても いづれ何も無い亡骸
羽搏(はばた)きは 別れの合図 鳥帰る

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