飢えた愛に躓いても

消えかけた 幻に 問いかけた 愛してる
俯いて 泣きだした 今日のこと 忘れない

風が靡く 髪が颭(そよぐ) 触れる空気 何処か寂しい
消える匂い 貴方いない 胸の芝居 もう辞めたい

飢えた愛に躓いても わずかに残る貴方の記憶
あまりに小さな石へと足を引っ掛けて 転んでは
膝を擦り浮かぶ血さえ 保(も)てぬ身体の黙示録
秘密は 秘密として またも飢える愛

夢に見た 雲が去った 空の色 変化して
暗くなり 不安漁り 夜がまた 虐めだす

ひとりぽっち 帰り道に 泪ぽつり ふいに落とし
膝をついたら 両手ついて 嗚咽まじり まさに終り

飢えた愛に躓いても 広い集めた硝子の破片
めり込む肌へと心のように痛くても 無理しても
泣いて 泣いて 落ちこぼれで 愛に全部 盗られていく
理解は 理解として だけど恋に落ちる

恋はいつも 空に似てて 淡いものも 濁していく
後ろ髪は とうに切った 惹かれるもの何もないのに

飢えた愛が躓いたら 飢えた愛に喰べられる
狙い定められた子鹿のように 豹の餌食になる
だけどけして辞められない 恋に愛に寄り掛かって
心の傷痕なら 自業自得
そう 情けは 情けだから なんの救いもない

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