043.スプーン一杯の認知症
2人じゃ行かない洋風のランチ
母の通院の後、両親と私で3人でランチをした。あえて、言う。「ランチ」です。
パスタ専門のチェーン店に行った。塩味が敏感な母は、先日はうどん屋でお湯をもらい。今回は、メニュー選んで、コショウと塩味を出来る限り除けてもらった。しかし、何をしても「辛い!こんな辛いもの!みんななんで食べれるんかね!」と怒る。父は、聞こえないふり。母は、目が三角になっている。という感じ。
フォークとスプーンしかテーブルに来なかった。私もあえて、頼まなかった。
父は魚介類の入ったトマトのスープパスタ。早々に決めた。
美味しい!と喜んで食べていた。母は、相変わらずグダグダ言っている。味変?お願いしたから、時間はかかる。やっと来たが、すっかり機嫌も悪く、ずっとグダグダ言っている。飽きないのか?と思うが、全然そんな感じなく。ずっと辛いと言う。たまには、気分を変えてと思ったが、父が楽しんでいたので、まぁ良しとしよう。
父は、注文した後、デザートのモンブランを目にして、食べたい!と言っていたが、食べてからにしよう・・・と提案して食後に結局頼んで食べた。
母は、栗のモンブランが大好きなのを知っているのかな?と思ったが、それは言わなかったけど・・・知ってたのかな。
三人で、小さなモンブランを突っついて食べた。父は楽しそうだった。
食後は、母と靴を買いに行った。いつも履いている運動靴は、ソールの張り付けている部分が剥げている。22.5センチの靴は製造中止だから、もう買えないから、履いているという。そんなわけもない。しかも、履いている靴は23センチ。何軒か店に行ったが好きそうなのがなかったので、少し離れたスーパーに行ってみた。好きそうだが、ちょっと違う。と言って買わない。帰りに寄った店に型落ちの好きそうなのものがあったので、それを買ってあげようと言うと、自分で買うと言って、買った。
母が帰宅して、履いている靴を捨てて、他の靴も見てみたが、サイズが合わないのと、冬用の通気性の悪い靴を何足か玄関にあった。冬でも、何ならサンダルを履きたい人が、履くような靴は無かったので、まぁ、いいだろう。
母が少し疲れると黙るので、父も少し機嫌がいい。母は、今日の事は半分忘れている。
門前薬局に、診察後に行って、処方箋を出さずに1時間近く椅子に座っていた。たまたま行って、30分近くずっと座っていたが、呼ばれない。私が来てから40分くらい経って、事務員が「処方箋預かりましょうか」と言ってきた。それからの作業になるので、先に昼ごはんに行った。帰りに取りに寄ると薬をもらってないことに気が付き、困惑。順番を勝手に変えてしまったからだけど、空腹で機嫌がどんどん悪くなるのも困るので・・・難しい。
薬局は、薬剤師の友人に頼んで、今度から、そちらに行けるように手配した。これも、説明を紙に書いて渡しておかなければならないが、勝手にしたと言われるだろうから、身内でもめるかもなと思うと、気が重い。
私も、ちょっと疲れたかな。
色々あったから。父もよく頑張っていると思う。
あぁ。。。日が変わった。おやすみなさい。