母親は即戦力
さく6 It's happy Wednesday.
スチームオーブンで作る焼き芋が美味しい季節になりました。どうも、さくらです。
調理のポイントはオーブンがピーと言って、オーブンが冷めたお知らせがあっても、まだまだそのままにしておくことです。
焼く時間よりずっと長く、そのまま庫内に置きましょう。目安は蒸気と蜜で皮がつるっと剥けるようになるまでです。
すぐに取り出してしまったのと比べると、全然違います。
先日、小学生の息子におやつとして友達にも持たせたのですが、しばらくすると公園から「うめえええ!!」という叫びが何度も聞こえて来ました。愉快、愉快。
私はゴム手袋使用の為か、ラテックスアレルギで芋類を食べても手がかゆかゆしてきます。が、しかし、この美味しさの前には痒いのくらい我慢するしかありません。部屋中が煙たくても、我慢するしかありません。
さてさて。
今日はちょっと何言ってんの? みたいなことを書いてみたいと思います。
ブログなんだから好きな意見を書いてみたいなと思うわけです。
日本の育児は非常にもったいないことをしていると思う。親が仕事に夢中、或いは集中せざるを得ない状況で、子どもの一番可愛い時期、大事な時期は長く見つめていられないまま、過ぎてしまう。
また、仕事をしていた母親も、出産後仕事に復帰するチャンスを逃したくないばかりに、早く早くと焦ってしまったりする。
小学校に通うようになってからゆっくり復帰できるようなシステムがあれば、子育て中の母親は実は子育て前よりずっと賢くなっているので、会社にとってはメリットが大きいはずだ。こんな事を言うと、出産を経験していない女性を駄目と言っているのか?と思われそうだが、私の言いたいことはそんなことではない。社会人は真面目に働く人にはどんな人も素晴らしいと思う。
企業において、若い女性しか持て囃されない状況が現在も続いているのだろうが、実は子育て中の母親ほどバイタリティのある存在は無い。何しろ、命懸けで出産を済ませた後、本能で赤ちゃんの泣き声を聞き分けてミルクやオムツ替えなどの世話を繰り返し、合間に睡眠や休息をとり、更に合間に夫の世話をし、自分の精神の限界を感じながらも赤ちゃんと向き合ってきたのである。赤ちゃん時代を超えても苦難は続く。決して思い通りにはならない幼児に一日中付き合い、なんとか自分と同じ方を向かせたかと思ったら、違う物を見ていたというような経験を幾度もして、ようやく小学校に入ってもらえるのである。より賢くもなるはずである。なのに企業は従来の通りにしか動かず、世間の風潮は現役から離れていた年数を問う。勿体無いとしか言いようがない。産前も働いていた、小学生の母親とは、我儘なクライアントと5、6年渡り合ってきた人材と考えるべきであり、現状について研修させてもらえれば即戦力になる者達ばかりである。
ただし、私のような産前に働いていた時もレベルが低く、育児を8年以上していてもようやく一般的なレベルになったような者は例外とするが。。
それであっても、産前よりは図太く、経験値は上がっている。会社をお見合いの場とするのはどうかもうやめて、バイタリティたっぷりの母親を雇うべきである。
また、女性の教育問題についても書きたいと思う。先程も少し書いたが、どうしても女性は出産適齢期と仕事に集中したい時期が重なってしまう。本当を言えば、出産適齢期はもっともっと早くて、高校生以上なのではないかと思う。これは医学的なチェックも必要かと思うが、この高校、大学の時期に出産、子育てをある程度済ませてしまい、その後に仕事に集中できれば素晴らしいのではないかと度々思うのだ。つまり、子どもの癖に結婚もせずに欲望ゆえ子どもを産んでしまった、というようなタブー視が日本の発展を阻んでいる。若く、出産産後が楽なうちに好きな相手と子作りして、健康な子どもを産むことができたとしたら、何が悪いのだろう。周りが困る? 周りは主に母親の母親が子育てを手伝う必要があるが、それだって若いうちの方が助かる。金銭的なことなら、市の補助もあるし、高齢出産から医療費が多くかかることを考えたら先に産んだ方がずっと楽だ。ただ、世間体が悪い、みんなと同じじゃないと、まともではない、というような理由でやめてしまった事がどれだけ多いだろうか。高校生になったら、自分の人生設計についてよく考え、叶えられる社会であるべきである。休学や復学、復職のシステムをもっと余裕のあるものにし、偏見を無くすことで日本はもっと変われるのではないだろうか。
と、、こんなことをつらつら考えています。特に何かあったわけでもないですが、考えるのはただってことでしょうか。