![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100457570/rectangle_large_type_2_db49e0f5f95ac079d4ad7789f6245570.jpeg?width=1200)
ChatGPTはおもしろい。でも仕事では?:SNSで大人のフリをする中学生^^
SNSで大人のフリをする中学生みたいな感じがします^^
語彙や言い回しは大人に似ている。でも使い方がズレていてトンチンカン。もっともらしいことは言うけれど、主張は曖昧。常識も無い。自信たっぷりだが、しょっちゅう間違える。
特に物事の優先度が分からない。事の本質を理解できないからです。人間の死とネコの死を同列に扱うような感じです^^(注1)
注1:GoogleとMicrosoftはこの技術の採用を渋っていました。一線の技術者は危うさを知っているのでしょうね。学校を出たばかりの新人を、客先に送り出す気分でしょう。はっきり言ってなにをやらかすか、わかったものじゃないです^^;
OpenAIの技術のベースは機械学習です。そして、実用面からこれを見たときの大問題の一つなのですが、これはブラックボックスなのです。作った人ですら、動作を予測できません。
何を考えているか分からず、信用できない新人なのですw
*****
しかし、世の中には中学生でも出来る仕事は多いのです!
なんとかとハサミは使いようと言います。用途を見つけ出せば、大化けするかも。(注2)
注2:商業的に成功するかどうかの焦点はコストでしょう。中学生に出来ることなら、中学生のバイトを雇えば済むからです^^
なお中学生の労働が禁止されているのは、先進国だけです。念のため。
インドならば、日給1USドルで働く子供が大勢います。10倍出せば、少し賢い中学生を雇えるでしょう。
つまり最低賃金の労働者にコストで勝てるかどうかが勝負。データセンターは金がかかりますからね。コストダウンは難しいです。
その辺りはGoogleが良く知っています。そのGoogleが難色を示していると言うことは、たぶん勝ち目は薄いのでしょうね^^ (注3)
注3:OpenAIとGoogleのビジネスモデルには大きな違いがあります。
Googleが売っているのは情報です。これは需要が増えてもコストは大して増えない。一つの情報を1人に売っても100人に売っても、費用は同じ。
しかしOpenAIが売るのは情報処理です。需要が増えればCPUを動かす時間が増える。これはコストが増大します。
だからOpenAIは利用者が増えてもコストは下がりません。逆に固定費(≑コンピューター代)が増えて、経営リスクが増大する。
調子に乗って処理施設を増やしていって、需要が下がったら借金を返せなくなって倒産します。
そして、おそらくはそうなるでしょう^^
創業者も(賢い)投資家も基本的には、それで困らないからです。彼らはビジネスが破綻する前に売り抜けますw
ただし、今のところはそれが見つかっていません。興味深い技術だとは思いますが、私は自分の金をこれに投資しようとは思いません^^;
おそらくは一度流行し、限られた分野だけで残り、多くの人は忘れるでしょう。そういうルートを辿った新技術は枚挙にいとまがありません。ほとんどの技術は、その結末を迎えるのです。
Alexaと車の自動運転が通ったルートです^^
これに関しては、技術は本質的に試行錯誤なので、もうそうしかならないでしょう。人間が新技術にどのように反応するかは、予測不能です。
そして、それで構わないのです。これが技術の進歩の王道です^^;
*********
おまけ
シリコンバレーのビジネスの王道は、
「話題を作り、金を集め、株価上昇で儲けて撤退する」
です。だから彼らは基本的にホラ吹きです。そうでなければ成功しないからです^^
それを踏まえて経緯を見ると、何か分かるかも知れません^^;