年収○千万に騙されないでくださいね:生涯続くわけじゃない^^
金額がでかいほど、一発屋で終わる可能性が高い。
一例として、私ですら年収1300万円の年がありました。でも、そんな物は「瞬間風速」です。ゼロの年もある。マイナスの年だってあり得る。平均すれば、どうってこと無いのです。
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シリコンバレーの「高収入エンジニア」は数年で燃え尽きます。運良く資産を形成して、その運用だけで食っていける人はいいですが、それ以外の人の生涯賃金は別にどうということはない。
YOUTUBERも同じ。
孫正義氏だって、ここ十数年間はボロ儲けしましたが、もう終わりそうです。今後は大借金に苦しむ可能性も高い。大きい金額を動かす人は、収入も大きいですが負債も大きいのです。
トランプ元米大統領は、判明しているだけでも4億ドル(400億円)の個人的負債を抱えています。
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開業医や弁護士も楽なものではない。
この2つがエリート職だったのは10年前までです。いまや過当競争。事業がいつ破綻しても不思議じゃないです。(注0)
注0:歯医者はコンビニよりも数が多いと言うのは知っていますか?
多すぎるのです。私が子供の頃は、歯医者は威張りまくっていました。それでも濡れ手に粟で毎年家族でハワイ旅行でした。これ、私の実家の目の前にあった歯医者です^^;
でも、今はどこも厳しいです。本当に良い治療(そして接客)をするところしか生き残れません。
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あと、三○商事などで若くしてがっぽり稼ぐ人は、独立することが多い。独立志向の場合もありますが、社内競争に負ける場合もある。あの手の企業で退職まで高収入なのは、出世競争に勝った一部の生き残りだけです。
ちなみに銀行も同じです。エリートほど脱落する可能性は高い。競争が激しいので当然です。
そして、独立して「三菱商事」のカンバンを失った場合には、成功するのは相当に困難です。人脈も数年で劣化して価値を失う。年収数千万を維持できるのは、真に有能で運が良い一部の人だけです。
事実として、新規事業の9割は10年以内に破綻しているのです(注1)。
注1:私の前職(コ○ツ製作所)にも、似た人がいました。独立して最初の数年は調子が良いのです。なぜかと言うと、その人は「大企業へのパイプ」としての価値があるからです。コマ○を顧客としたい企業は多い。その人達は「彼」にいい顔をします。でも「パイプ」の消費期限は短い。
彼の事業は5年ほどで破綻し、彼は公には病死しました。私は自殺と考えています。
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つまり、一生付き合う気ならば、生涯賃金を予想しないと無意味です^^
でも、真面目な話として金より人格ですよ。ホントに。
高収入で結婚相手を探している男は、かなり人格に問題があるはずです。そうでなければ、とっくに素敵な女性と結婚しています。
今どき、女性との接点無しで高収入を得るのは、まあ無理です。「いい女」に何人も出会ったはずですが、全てうまくいかなかったのですよ(笑)
私ならば、10対1でDV・モラ夫になる方に賭けますね^^;
特に高収入の人間が、それを失った場合には同時に自尊心も失います。何をするかわからないですよ。ああ、怖い^^;