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もっと知りたい!さくら荘🌸

さくら荘の岡崎です。私たちは2024年6月に創業39年目を迎えます。これまでの歴史や歩みを知るスタッフは多くなく、今回は施設長の谷口と介護係長の榊原にインタビューしました。設立のきっかけや現在の取り組み、そしてこれからのさくら荘について紹介します。

1. 勝山市の介護ニーズから生まれたさくら荘

1986年6月の設立以前、勝山市には特別養護老人ホームはありませんでした。高齢者向けのサービスも充実しておらず、比較的小規模な事業所が存在していただけでした。介護保険制度が始まる前ということもあり、介護を必要とする高齢者の方々は家族や近隣の方のサポート、地域の寺社や施設での福祉活動を通じた支援が受けられる程度でした。地域の絆が重視され、地域住民主体で高齢者の方々が暮らしやすいまちづくりに取り組まれていたそうです。そんな中、勝山市の介護ニーズの増加と勝山市民の熱望に応える形で、勝山市初の特別養護老人ホームさくら荘が設立されました。さくら荘は、市民や企業からたくさんの寄付を受け、それが建設や運営に役立ちました。地域の人々や企業の支援のおかげで、さくら荘は実現し、高齢者のケアに貢献しています。

現在のさくら荘:ユニットフロアの食事の様子

サービス拡充・利用者の皆様との関わり方も更に丁寧に

現在、さくら荘ではデイサービスや居宅介護などのサービスが拡充されています。利用者の皆さんは加齢に伴う身体の変化や認知症などの病気を抱えながら過ごされています。

介護スタッフはそんな皆さんとの日々の関わりを通じ、多くのやりがいや楽しみを感じています。利用者の皆さんと向き合い、コミュニケーションを取る中で、自分自身の成長を感じることも多いようです。行事やイベントも定期的に開催しており、皆さんが喜ぶ姿を見ることが介護スタッフのやりがいにもつながっています。

また、インドの特定技能実習生、ミャンマーの技能実習生の受け入れにより、技術や関わり方の学び直しが促進され、利用者さんとの関わり方もさらに丁寧になりました。

正月の玄関飾り

勝山市の「地域福祉の拠点」として

地域の方々からは、さくら荘に「地域福祉の拠点」としての役割を果たし、地域のつながりを深める場所であってほしいとの期待が寄せられています。現在は地域の高齢者が集まる場所の1つですが、今後は利用者同士や地域の方々、保育園や学校、近隣の人々とのコミュニケーションの拠点になっていくことが重要だと私たちは考えています。

利用者の皆さんには、地域の文化や歴史を伝える「語り部」としての役割を果たしてもらい、地域との絆を深めていくことを期待しています。また、働く人々のために職場環境も整え、より良いサービスを提供できるよう努めていきます。

訪れた人がほっとできるような空間を心がけています


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