さくら荘のインドスタッフが市民の方へヘナタトゥーを紹介しました
さくら荘の岡崎です。
2024年3月16日、さばえSDGs推進センターで開催されたさばえ国際女性月間2024のワークショップの一環として、インドスタッフのダナさんとワイシュナビさんが、一般市民の方々10名にヘナタトゥーの紹介を行いました。
1.ヘナタトゥーの紹介
最初に、二人からヘナタトゥーの紹介と説明を行いました。
「ヘナは体への安全性が高い染料で、昔の人々は髪の毛や髭を染めるのに使っていました。祖父母たちは今でも使っています。しかし、若い人たちは現在ではあまり使わなくなっています。最も重要な使われ方は、結婚するときに腕や足にヘナタトゥー(メヘンディ)をすることです。また、誕生日やお祭りの時にも、手や足にヘナタトゥーをします。インドでは毎月何かしらのお祭りがあり、好きな人たちはずっとヘナタトゥーの模様を楽しんでいます。ヘナタトゥーは大きくインド系とアラビア系に分かれます。一つ一つの模様には意味があります。クジャクや葉、花などのデザインがあり、全体でガーデンのようなイメージになっています。インドではクジャクは多くの物語で美しい生き物として登場します。雨が降ると踊るため、落ちた羽を使って祝福する文化もあります。
2.質疑応答
続いて、参加者からの疑問に答えました。
3.ヘナタトゥーの模様を描く練習
2つのグループに分かれて、ダナさんとワイシュナビさんが先生となり、参加者に模様の描き方を教えました。参加者は紙とペンを使ってヘナタトゥーの模様の練習をしました。最初は難しいと感じる人もいましたが、上手に描くことができました。その後、実際に手に描いてみました。
4.手にヘナタトゥーを描いてみる
実際のヘナは乾くまでに時間がかかり、また落とすのにも約2週間かかります。そのため、今回はアイライナーを使ってヘナタトゥーを描いてみました。参加者たちは最初は緊張していましたが、とても上手に仕上げることができ、時間が経っても集中して描き続けていました。
参加者からは、「充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございます」といった声が寄せられました。
みなさん、とても良い表情で帰路についたようすで、私たちもホッとしました。
ダナさんとワイシュナビさんも「楽しい時間でした。疲れました。でも良かったです」と話していました。
生き生きと人前で話す二人はとても良い表情をしていました。日本には言葉の壁や文化の違いがあり、自分らしさを出すまで時間がかかりますが、彼女たちのそうした一面に触れることができてとても嬉しかったです。また、彼女たちは素晴らしい才能を持っていると改めて実感しました。
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