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Rと戯曲のことを話す
バウンダリーのことを書いて、読み返しながら ふと、(こんなできごとも メモしておくといいかも…)と感じました。
むすこRと、戯曲の話をしたのです。
勤めはじめて2年目の彼は、勤務後や休みの日に漫画を描いているのですが、
「戯曲って どんなの?」
と、尋ねてきました。
まず、ちょっと嬉しく。
「どこかで習ったわけじゃなく、私のせまい読書と演劇体験からの実感だけど、いい?」
と確かめてから、答えた話です。
📖 📖 📖
今の日本で、戯曲と呼ばれるものには 大きくわけて3つあってね(能や歌舞伎の 古典芸能は、いったん分けるよ?)。
ひとつは 翻訳劇をふくめ、文学をベースにしたもの。もうひとつは実際の上演を想定して書かれた、ト書きと会話からなるもので、演出上の工夫もえがかれる。そして、数は少ないけれど 音楽や詩歌の感覚をベースにしたものがあるよ。謡曲とか文楽の流れを汲むような。。
映像化を目的とする脚本は、ここには 含まない。ト書きのつけかたが ちがうと聞いてるよ。より限定的で具体的にえがく配慮がされているんだって。
📖 📖 📖
大きく3つに分けたけど。
ふりかえると分かちがたく、3つの特徴のうち複数を内包するような名作もあるな、、と 思い返したりしています。
母の目からは、あまり熱心な描き手に映っていないR。仕事をがんばって、夜中にご飯を食べながらゲーム実況を観たり。休みの日には 録画しておいたアニメを観たり、友だちと会ったり。そんな時間も 大切みたい。
しんどいこともあるけれど。眠って、食べて。
じぶんの〈ちょうどいい〉を体感しながら 心身と健やかな対話をつづけ、Rを満たすお話の原型を みいだしていってほしいです。
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