公務員だった父のこと
父は、中途採用の公務員。学位があって男だったので、ちょっとむずかしい現場にいきなりほうりこまれ、「行ってこい!」って。
送り出されたそうです。
「あー、○島くん、そこキミのロッカーや。
ほんでな、中の仕切り棚に 壺のっとるやろ、
白い壺。ああ、アカンアカン!重たいわぃ。
それ、骨壺や。
昼からでええさかい、
◇◇町の□□さんのとこへ
ほりこんできてくれるか。
ちゃんと顔みて、受けとってもらうんやで。
◎◎さん、この兄さんに地図出したってー。
ほて、△△課と▽▽課へ
先ぃ 案内したって。
よう寄ってもらうとこやさかい、挨拶しといで」
森嶋也砂子©️2024
父は、昭和8年生まれ。いまで言うところの
〈行政区の公務員として、福祉センターへ出向する〉というポジションに 長くいました。
行政区のこと、福祉施設の変遷など、調べないとどうにもならないことが多すぎて。さらに、当時をご存じのかたたちが おそらく皆さん、現職を退いておられると思うので、どこから分け入ればよいのか。。
思案しているうち、私も 福祉畑にとびこんでしまいました。
しかも、父とはまったく方向ちがい ( *´艸`) ; ;
それでも そう 遠くないいつか、
ご縁が むすばれますことを 祈念しています。
のんびりと。
* * *
はじめまして
みんなのフォトギャラリーから、ribbonさんの素敵な写真をみつけることができました。お借りします。
ribbonさん、ありがとうございます🎀