悲しかった、くやしかったと 言いたいの。
あのとき つらかった、とか
悲しかった、とか
くやしかった、ということが うまく 言えないのです。
言いたくない、認められないばかりに 怒ったふうになったり
つめたく距離を置いて、無反応になったりする。
そんな自分に気づいてどきりとする。
(わーんと泣くほうが ずっと すこやか)
でも、そんな過去の気持ちを 自覚できるようになったことは、
私の成長なのです。
「 今 困っているの。」
「 余裕がなくて。」
それも、まわりに あまり 言えてない。
言えなくても、察して
あたたかく 接してくれる 仲間には、めぐまれた。
そんな仲間や 環境と、少し 距離を置いても がんばってみたいことが ある。
失敗とか 成功とか 金銭の授受とか 多寡は そっと脇へおいて
やり残した宿題みたいな ふるい夢、こどもの頃の自分の願いに
何年かのあいだ 寄り添っていこうと 思う。