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【ネギコラムvol.3】現場至上主義~答えは現場にあり~


※アメブロの過去記事のリライト記事になります。

各チーム、各メンバーと業務の効率化、教育、育成など
教える側も、教わる側も、日々頭を悩ませているかと思います。

組織として急成長する中で、教育、研修制度、業務のマニュアル化、
これはやはり大事な要素と認識しています。

と前提ではありますが、、、、
私個人のこの業界での15年間を振り返ってみても、

「答えは、現場にある」

この信念は変わりません。

「答えを教えてもらう」

そもそもこの発想では変化の激しい業界&時代に追従できない
これが私の自論です。

この図の如く想定外のことが起こることが当然の中で、常に最適なジャッジをしなければならないのが我々の時代であり、業界です。

画像1

※引用:PDCAの限界と致命的欠点

座学、研修、マニュアル等で、基本の型、ケーススタディ、事例の共有をすることはできるかもしれません。しかし、常に現場で必要とされるのは、その場で、考え、判断し、決定する”地力”

英会話の文法、単語、発音、フレーズを覚えても、外国人と話せないことは義務教育を経験してきた者なら、誰も痛感している事実ではないでしょうか?

にもかかわらず、ビジネスの世界で学生時代と同じく試験でいい点をとる為の思考になってしまっている人を多くみます。

サッカーで例えるならルールブックを三カ月座学で覚えるよりいきなり、試合です。試合の中で、全く通用せず、迷惑をかける中で「どうすれば活躍できるか?」という課題にぶち当たります。その課題が見えていない限り、座学も、研修も、マニュアルも意味がありません。

・先輩から読めと言われた本やブログ
・参加しろと言われたセミナー
・書けと言われた日報

己が欲していなければ、知識や情報は使える形でインプットされません。
アウトプットにしなければならず、アウトプットできないという課題にぶつかりません。そしてその課題に対して必要な知識や情報をインプットしていかなければ、一生、自分のものになりません。

TOEIC900点なくても5000ワードの英単語の知識がなくても、文法が完ぺきではなくても、外国人とコミュニケーションは取れます。

足が速くなくても、ドリブルが下手でも、身長が低くくても、試合で活躍することはできます。

現場で生き残るためには、

「何が己に必要なのか」
「必要なものを得るためには、何をしなければならないのか」

この”課題発見力””課題解決力”がなければ、
変化の激しい時代、業界では生き残っていけません。

教育、研修、マニュアルを理解すれば、できる仕事は、既に、
クラウドソーシング、オフショア、ニアショアに置き換わっています。
さらにAI(人工知能)の台頭で人間すらいらなくなると時代はすぐそこに来ています。

必要なのは、

問題を与えられ、正しい解答をする力ではなく、
問題を見つけて、何かしらの答えを出す力です。

環境のせいにしている限り、この地力は、育たないと思います。
環境が成長させてくれるのであれば、環境や時代が変われば成長できない
変化に弱い人材になってしまいます。

成長とはできないことができるようになること

何が自分に足りないのか?できないのか?それを見つける課題発見力。そして、その課題を乗り越える為に、必死に情報を集めたり、人に教えを乞うなど、泥水を飲みながら、答えを出す、課題解決力。

課題、答えは、現場にあります。

改めて、現場至上主義、考えてみてください。

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