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似鳥鶏『神様の値段 戦力外捜査官』河出文庫

宗教がらみの話だから面白いかなって思ったけど、面白さよりも悪徳宗教にはまっていく人とそれを止める人の描写がリアル過ぎてしんどくなってしまった。妹はこれから大丈夫なのかな、経験してしまったことは消えないのだけど。ドラマ化されるにあたっての経緯も書いてあったけど、どうして雰囲気が違う人をキャスティングしちゃうんだよう。それはドラマ化というより原作がある別の作品だからタイトル変えてほしい。

    • 似鳥鶏『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』河出書房新社

      半分くらいまで海月さんの話し方、空気の読めないところが好きになれなかった。途中から急に分かりやすく話せるようになるのも、なぜなのか分からなかった。ちゃんと読めていないのかも。元々分かりやすく話せるのにわざと分かりにくく話していたのなら、うまく話せない人をばかにしているみたいでちょっと許せないかもしれない。この人の作品はわりとよく性的被害を出してくるのもなんだかなって思う。でも後半の展開は先が気になって、つい読んでしまったから、続編は始めから分かりやすく話せる海月さんだといいな

      • 似鳥鶏『きみのために青く光る』角川文庫

        タイトルがきれいだったので読んでみた。最後の章は泣きながら読んだ。先生の正体は謎のままだった。

        • 西尾維新『美少年M』講談社

          本編はあっさり終わって読みやすかった。おまけの話がミステリっぽかった。主人公は自虐的だけど、基本的に自分がかわいいところが人間味を感じられて好き。手作りジャンキーお菓子は食べてみたい。

          似鳥鶏『ダチョウは軽車両に該当します』文春文庫

          犯人の動機がやはり胸が悪くなるタイプのものだった。今回も獣医師さんはかっこよかった。後輩の子は可愛い。主人公はどうしても葉山くんを思い出す。

          似鳥鶏『ダチョウは軽車両に該当します』文春文庫

          似鳥鶏『午後からはワニ日和』文春文庫

          似鳥鶏さんの他のシリーズを読んでみた。今後も読めそう。鳥と暮らしているので、ちょっと共感できる部分もあったり、語り手に葉山くんを感じたりした。異世界の葉山くんみたい。

          似鳥鶏『午後からはワニ日和』文春文庫

          似鳥鶏『卒業したら教室で』創元推理文庫

          タイトル的にシリーズの最後なのかなーと思って読んだ。みのが幸せになってて良かった。葉山くんと柳瀬さんは一緒に暮らしてるのかなー、はっきり書いてないけどそうだといいな。勝手に柳瀬さんはボブくらいで麻衣ちゃんは髪長めだと思ってたので表紙を見ておやっと思った。

          似鳥鶏『卒業したら教室で』創元推理文庫

          似鳥鶏『家庭用事件』創元推理文庫

          今まで読んできたシリーズの時系列より前の出来事っぽかった。最後の章がタイトルも内容もわりと好きだった。柳瀬さんがあんまり出てこなかった。

          似鳥鶏『家庭用事件』創元推理文庫

          似鳥鶏『昨日まで不思議の校舎』創元推理文庫

          わりと怖かった。ホラーとは言わないんだろうけど、怖がりなのでびびりながら読んだ。なんだかもう葉山くんと柳瀬さんはおいといて、ミノの恋が実りますように。

          似鳥鶏『昨日まで不思議の校舎』創元推理文庫

          似鳥鶏『いわゆる天使の文化祭』創元推理文庫

          長かった。トリック?がたくさんあって、たぶん全部は理解できていないから、また忘れた頃に読みたい。葉山くんと柳瀬さんはラブコメなんだな。葉山くんは三年生になってるってことなのかな。

          似鳥鶏『いわゆる天使の文化祭』創元推理文庫

          似鳥鶏『まもなく電車が出現します』創元推理文庫

          最後の章がしんどすぎてまだ引きずっている。菜々香に感情移入しすぎて他に道はなかったのかなって考えてしまう。簡単に勇気が出ちゃうの、すごく分かるし、楽しかったのも嬉しかったのも本当だろうし、こんだけひどい目にあってるんだから、このくらいいい思いしてもいいでしょって思ってたのかなとか考えてしまう。人物描写がリアルなんだな。このシリーズに出てくる犯人はいつも普通の人みたいな顔してとんでもないことするから怖い。柳瀬さんがうらやましい。葉山くんはやっぱりもてる。

          似鳥鶏『まもなく電車が出現します』創元推理文庫

          石川智健『この色を閉じ込める』中公文庫

          タイトルに惹かれて読んでみたけど、リアリティがあって怖かった。タイトルの意味は最後に分かったけど、やっぱり怖かった。ただ、文章は読みやすかった。

          石川智健『この色を閉じ込める』中公文庫

          乙一『花とアリス殺人事件』原作岩井俊二 小学館

          乙一さんの本を久しぶりに読んだ。半分くらいまでは楽しく読めたけれど、途中からアリスも花もなんだか危なっかしくて、やめてーって思いながら読んでた。でもアリスの行動は、なんだか読んでいてすっきりすることも多かった。いつかまたバレエを習いたいんだけど、こんなにさくっと習い始めてもいいんだって自分の中の固定観念を崩してもらえた。

          乙一『花とアリス殺人事件』原作岩井俊二 小学館

          瀬尾まいこ『夜明けのすべて』水鈴社  

          久しぶりに図書館の本棚で見て選んだ。そんなに量がなかったのですぐ読めた。登場人物は微妙に私とは違ったので、辛いことを思い出すこともなく読めた。面白かった。

          瀬尾まいこ『夜明けのすべて』水鈴社  

          似鳥鶏『さよならの次にくる〈卒業式編〉』創元推理文庫

          短編集のようになっていて前作より読みやすかった。区切りも適度についていたので、続けて読めない私にとって助かった。内容も気分悪くなるようなものはあまりなかったので良かった。合間にあった謎の章は結局何だったのか分からなかった。一つ騙された章があって楽しかった。

          似鳥鶏『さよならの次にくる〈卒業式編〉』創元推理文庫

          西尾維新『緑衣の美少年』講談社タイガ

          久しぶりに美少年シリーズを読んだ。今回のはそんなに怖くなくて面白かった。次で最終巻なのかな、と思わせる展開だったけどどうなんだろう。

          西尾維新『緑衣の美少年』講談社タイガ