インテリアの仕事 シャルロット・ペリアンの最後の来日イベントを担当 そして20年後に繋がる縁
忘れられない1988年。
ル・コルビジェ、ピエール・ジャンヌレとも仕事していた世界的な建築家デザイナーのシャルロット・ペリアンが最後来日した年。
亡くなる約10年前、ペリアン86歳のとき。
わたしは、そのイベントを担当した。
カッシーナ・ジャパンCassina での、VMD,MD チーフコーディネーターとしての、最初のイベントの仕事。
当時はまだ日本では、ル・コルビジェほど、ペリアンは、建築家や一部のクリエイターにしか知られていなかった。コルビジェでさえ、まだ一般の多くには知られていない時代。
わたしは新人で23歳。プレッシャーで重かったが、それ以上にイベントを担当できたこと、ペリアンに会えたこと、何もかもが夢のようで、すばらしい体験だった。
86歳のペリアンが会場に入ってきた。ミニスカートにブーツ。チャーミングで、最高の笑顔で美しい女性だった。
この後に続きます。