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愛読書『人生は残酷である』に学ぶ、メディアに洗脳されない生き方、トランプ大統領再選に思う

アメリカ大統領の就任式が1月20日(日本時間の21日未明)、首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われ、共和党のドナルド・トランプ氏が4年ぶりに大統領に返り咲きます。

旧マスコミ対トランプ

アメリカの大手メディアと、トランプの対立は過激でした。トランプ大統領が劣勢だという米大手メディアの予想を大きく変え、結局トランプ大統領が大勝しました。トランプを叩いているようで、大手メディアは、もしかしたら、自らの目的とは反して、結果的にはトランプに利する報道をしていたのかもしれません。

『人生は残酷である』に示されたトランプ騒動の本質

思わず、2017年発売の愛読書『人生は残酷である』を引っ張り出してきました。
「そしてわれわれが自覚する必要があるのが、すでに、どの時代においても多かれ少なかれ〈権力者〉による情報操作が行なわれ、それによって民衆は支配されてきたということである。その結果として平和が維持されてきたのならまだ許されるが、これからの時代は決してそうではないだろう。そして現代の権力者は途上国においてはいまだ独裁者(又は党)であるが、われわれ先進国にあっては、独裁者や政府ではなくマスメディアこそが権力の中枢にいるということである。このマスメディアによって世間の価値観が操作されそれを無意識下に植え付けられているのだ。この事実を人びとが自覚しない限りにおいて、われわれに明るい未来がやってくることはない。
 そこで、この本が出版される時点において世界で圧倒的な注視の人物であるトランプ氏の大統領就任演説と、忘れ去られたオバマ前大統領の退任演説の抄訳を比較して物事の本質について考察したい」

読むたびに、この対比には、自分が見ている世界が、見せたい側が見せたいように演出している世界だと痛感します。

まだ読んでいない方は、是非お勧めです!

現実は残酷であるけど、それを生き抜いていかなければなりません。それならば、出来る限り、実り多く生きたいと思います。あれほど叩かれたトランプが、そして、イーロン・マスクも、自分の思い描いた人生を歩んでいるのを見ると、自分の人生は自分で描かなければいけないと思います。