見出し画像

台湾人元少女の壮絶な体験談-『過ぎ去りし素晴らしい日本-デコちゃんが生きた台湾日本時代の希望と国民党時代の絶望』

『竹林はるか遠く』をしのぐ、壮絶な体験談

累計14刷ロングセラー『日本人はとても素敵だった』の続編―
日本の敗戦により、台湾になだれ込んで来た中国国民党の暴虐。
天国から地獄へと突き落とされた元日本人著者の壮絶な体験記。
6月上旬発売です!

6月上旬発売予定

ロングセラー『日本人はとても素敵だった』の続編

著者の楊 素秋さんは、日本名が弘山喜美子。昭和7(1932)年、日本統治下の台湾・台南市生まれ。弘明電気商会を経営する父の弘山清一と母の敏恵のもと、二男三女の二番目(次女)として生まれました。
日本統治の台南師範学校附属国民小学校、長榮女学校(中学、高校)卒業。日本をこよなく愛した父の影響で、日本人と自覚して育ちました。今も、思考する時も、寝言も日本語。日本と台湾の架け橋の釘1本になりたいと、貿易、通訳、日本語教師など、多方面で活躍されています。現在、92歳!
著書の『日本人はとても素敵だった』(桜の花出版)は累計14刷のロングセラー。

2003年刊行『日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景』累計14刷のロングセラー

新刊『過ぎ去りし素晴しい日本』-本文より引用

日本に対する思いは日増しに強くなる一方だったが、
思えば思うほど、日本が遠くなって行くのはなぜだろう。
ああ、日本時代! なぜに消えてくれた…。
否、なぜに台湾を捨てたのか? 
母国日本に捨てられた台湾は、世界の孤児になってしまった。
台湾に逃げ込んで来たシナ人に統治されてから、
台湾の全てが変わってしまった。

『過ぎ去りし素晴しい日本』第3章 混沌の中の青春116頁より

酷民盗(国民党のこと)は、彼らの国で共産党(否、「恐惨盗」と言った方が適切かも)という反対党との戦いにボロ負けに負けて、逃げ場を失った負け犬のように尻尾を巻いて、遂に難民という名義で台湾に亡命してきた。
ボロをまとった乞食同様の痩せ細ったミイラの如き敗残兵の「酷民盗」は、正常な人間が持つべき理性を失い、戦いの相手である「恐惨盗」という強敵を打ち倒す能力・智力が無い難民集団、雑兵団隊だった。彼らが撃ち殺すことができるのは、手に寸鉄を持たない善良な台湾の人民だけなのか?

『過ぎ去りし素晴しい日本』第5章 国民党の罪業 204頁より

6月上旬発売予定! 是非ご予約を!

書籍名:『過ぎ去りし素晴らしい日本-デコちゃんが生きた台湾日本時代の希望と国民党時代の絶望』
ISBN :978-4-434-34099-4  (税込 1,650円)