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HPVワクチンの無料接種、来年3月まで!子宮頸がん予防のチャンスをお見逃しなく、1997年度から2007年度に生まれた女性が対象

無料で接種できる「キャッチアップ接種」

HPVワクチンは、子宮頸がんなどの病気を予防するために効果的なワクチンです。特に、過去に接種の機会を逃してしまった一部の年代の女性たちに対して、現在無料で接種できる「キャッチアップ接種」が実施されています。この無料接種の期限が2025年3月までに迫っているため、東京都内のクリニックでも、接種を希望する人が増えているそうです。

そもそも、HPVワクチンに関しては、過去に接種後に体の痛みを訴える人が相次いだことがあり、一時的に積極的な接種の呼びかけが中止されていました。しかし、その後の調査でワクチンの有効性や安全性が再確認され、2021年から再び接種を推奨するようになりました。

1997年度から2007年度に生まれた女性が対象

今回の「キャッチアップ接種」は、1997年度から2007年度に生まれた女性が対象です。この期間に生まれた方は、過去に接種の機会を逃してしまっていた場合でも、今なら公費で接種を受けることができます。ただし、この無料接種の期限は来年3月までです。

HPVワクチンは3回の接種が必要です。そのため、期限内にすべての接種を終えるためには、1回目の接種を今月中に受けることが必要です。これから駆け込みで接種を希望する方が増えてくると予想されており、特にまだ接種を受けていない方は受診を先延ばしにしないようにしましょう。

厚生労働省HPより

HPVワクチンは、子宮頸がん予防に重要

HPVワクチンは、子宮頸がんを予防するためにとても重要な役割を果たします。ワクチンを接種することで、将来の健康リスクを減らすことができますので、まだ接種をしていない方や、接種のチャンスを逃してしまった方は、この機会をぜひ活用してみてください。