【小説】魔王が甘いから私がやる。[#007]
前回までのお話
#007 : ドラゴン「モンスター居ませんね。狩り尽くしましたかね。」
地上を目指すことにした私とエスト様はダンジョンを進んでいた。
周辺でレベル上げをしていたせいか、なかなかモンスターが出てこない。
『楽で良いけどね。でも、レベルも上げたいし、何よりもお姉ちゃんの新しい武器を試したいよね☆』
そう、私は新たな武器の刀を携えていた。
確かに試し切りはしてみたいところである。
ダンジョンをしばらく進んで行くと、私に冬眠スキルを教えてくれた、熊型のモンス