時刻は22時ごろ。
 最近はサムネを作ったり、告知画像を作ったりとやらないといけないことがたくさんだ。もはや口癖になった分からないは回数を重ねるごとに意味が追いつかなくなってしまった。分からないは分からないのだが少しの理解を孕み始めた。理解を進めるごとになんだか面白くなってしまう。これを配信者向きだというのならそれはそれで嬉しい。

 たくさんのことを考えている。いつしかそれは文章という手で紡ぐだけでは情報量が多いことに気づいた。何かしらずっと独り言を話せてしまう私には丁度いいのかもしれない。独り言というのは良い時と悪い時があるもので。独り言で解決させたかった問題を他者に意見を求めたくなる時があるのだ。これは私だけの感性なのか否か。この問いというものは自分だけでは解決のしようがない。誰かに意見を求めたくなるタイプの独り言を呟いてしまうのだ。
 それでモヤモヤしっぱなしということが稀にある。友人がな、少ないんじゃよ。我にそういう話を気軽に持ちかけられる友人が少ないんじゃよ。
 毎回の配信をこういう事を話す場にする訳ではなく、ちょくちょく雑談の中ですることもあれば、タイトルとして明言することもあるだろう。本当に私の中でまとまっている、且つ意見交流をした際に捗りそうな話題を持ってくるようには心がける。最大限楽しめる配信にしようと思っている。

 ここまでの流れで大体人となりがお分かりになっただろう。哲学が好きな人間である。
 なんなら配信はアニミズム的何かと関連があると思っている。自然のありとあらゆるものに宗教性があるのなら、配信者も偶像崇拝の一部として存在しうる物なのではないだろうか。
 この世界に入るまでは配信者は多くの選択肢から1人(自分)を選んでもらうものだと思っていた。(多元論と一元論みたいな関係)違うんだ。きっと。最近になって還元なのかなって思い始めた。好いてもらうという利益を得たから行為を返す。還元させるのかもしれない。
 そもそも、この考え方自体間違えているのかもしれない。ただ分からないことを元々ある言葉で端的に表現しようとしていること、今用いた言葉では表現できない、根本が間違えているという可能性。そもそも言葉で表現すること自体ナンセンスであることなのかもしれない。考えること自体が違うのかもしれない。でも考えたいのだ。それは明らかな欲だ。私に蔓延る思考が止まらないそんな夜がある。
 哲学大好き人間になった経緯としては元々答えのない問い、人によって解釈の違う問いが好きだった。人によって解釈の変わる文学作品が好きだ。本のレビューを覗くのも楽しい。加えて、今後たくさん名前が出てくるであろう某バンドゲームの彼がおそらく原因の一つになのかもしれない。その話はまた今度。一つ言っておきますがリア恋ではありません。同担拒否でもありません。

 ちょいちょい脱線しつつ、色々しつつ23時半になった。色々なことを考えこうして考えをまとめていると生きている気がする。生きていたいのだ。どんな形でもいい。何か残している時、すごく呼吸をしている気がする。
 呼吸というのはやはりしたほうがいい。酸素を吸って吐く。私は私の中で何かを取り入れて何かを出すことを呼吸と定義している。それは今のようにブログを書くことであったり、人と喋っている時が該当したりする。散文を書くこと、短歌を詠むこと、それこそファン鯖にある読書記録や映画記録はそれはそれは活き活きと書いている。それも私の中では呼吸に含まれているからだ。息を楽にできるというのは心地いい。以前気管支に問題を起こしたことがあるため、呼吸ができるというだけでだいぶ人生が変わることを知った。このままでも充分に楽なはずなのに。どうしてもこれより上を求めてしまう。これじゃまるで楽したいみたい(事実)。良く言うと向上心や好奇心という類のものなのだろう。
 夏目漱石は『こころ』にて「向上心のないものはバカだ」と登場人物に語らせた。まあ私は夏目漱石リスペクトしている民なので、やや盲目的に好意を抱いてしまう。その結果向上心がないものはバカだという言葉はやや自分の中では事実になりつつある。私の事実と捉えたいことと、君が事実として信じたい内容が違うものであることは理解した上で言っている。だから仮にこれらの文章を読んで共感できないな、ここはこういうふうに違うと思う。と言ったような批判的な意見を持っている可能性も理解している。だから君が私の意見に対し悪印象を持つもよし、反対に好印象を持つことだって君の意見だ。大事にするべき価値観だ。生きているうちに誰かの指標は借りたほうがいい。私はまだ少しブレているけど。あの時書いたことの方が真意に近い。そう感じる日がある。だから、未完成な私の意見も、君が咀嚼して取り入れて、君が君なりの言葉で誰かに伝えたいなら。私は勝手に使ってどうぞ。
 
 私の意見が正しい訳ではない。私は確かに偶像崇拝されるような存在になりたかった。いや、なりたい。昔、教祖になりたいと願った。でも言えなかった。言いたかった。だから、みんなを配信しているだけで幸せにできるようなそんな配信者になりたい。ちゃんと私の言葉や私に価値を見出してほしい。等身大の私であり続けていることは信じてください。

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策楽なつき(さくらなつき)
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