リラクゼーションは現代のお茶室
ある秋、街の百貨店の入り口で、京都のお茶屋で働く友人とすれ違いました。
あれ、京都にいるはずでは?と目を疑ったのですが
連絡を入れると、確かにこの街にいると。
すぐに約束を取りつけ、紅茶の名店でお茶をしました。
かねてから、その友人にどうしても聞いてみたい事があったのです。
お茶の世界に心得のない私ですが、茶室には
地位の高い人も頭を低く下げて入室するということは知っています。
リラクゼーションにご来店されるお客様は皆
肩書きを脱ぎ、身内のしがらみもない
会社でも家でもないもうひとつの場所で
身体をほぐされながらお客様のうんぬんや、私のかんぬんを
長い時には2時間3時間とヒソヒソ愉しんで過ごしています。
それはさながら現代のお茶室の様ではないか、と。
「そうだね。昔の人がお茶室で、何を話していたか知ってる?」
「ヒソヒソ話だよ。」
私の見立て通り、リラクゼーションとお茶室には通ずるところがあるようです。
そして、お茶室で過ごすような特別な時間を過ごしていただくことが
私の施術テーマでもあります。
そしてコロナ禍の今、このnoteという空間で
私はもうひとつのお茶室を開こうとしています。
ようこそ、現代のお茶室へ。
肩書も、しがらみもないこの場所でADHDセラピストの
ヒソヒソ話を聞いていきませんか?