本日の一曲 vol.142 フェイセズ ステイ・ウィズ・ミー (Faces: Stay With Me, 1971) ロッド・スチュワート来日記念
ロッド・スチュワートさんが来日するそうです。
ロッドさんは、1945年1月10日生まれで、20代のころ、ジェフ・ベック・グループやフェイセズなどのバンドを経て、1975年からはソロとして活動してきました。ソロになってからのヒット曲は本当にたくさんありますが、本日は、フェイセズの名曲「ステイ・ウィズ・ミー」をご紹介します。
フェイセズは、スティーヴ・マリオットさんがスモール・フェイセズから脱退し、残されたメンバーがロッドさんと、現在ローリング・ストーンズにいるロン・ウッドさんを迎えて結成されたバンドで、1970年から1973年まで「ファースト・ステップ(First Step, 1970)、「ロング・プレイヤー(Long Player, 1971)、「馬の耳に念仏(A Nod Is as Good as a Wink...To a Blind Horse, 1971)」、「ウー・ラ・ラ(Ooh La La, 1973)」の4枚のアルバムをリリースし、1975年には一度解散します。
フェイセズといえば、「飲んだくれ」のバンドとして有名でした。「ステイ・ウィズ・ミー」は、「馬の耳に念仏」に収録されたフェイセズのヒット曲です。この「午の耳に念仏」というアルバム・タイトルの原題は、ジャケットの表面に書いてある「A nod is as good as a wink」で語句がとまると、「うなずきは目くばせと同じ」「一を聞いて十を知る」といい意味なんですが、ジャケット裏面には、「…to a blind horse」に書いてあって、あわせると、目が見えない馬にはうなずいても目配せしてもわからない、と否定的な意味になるという洒落たデザインになっています。
約20年後の再会ライブです。今回の来日は、これからまた約20年後になります。
この曲は、後半のスピードアップが魅力だと思うのですが、この曲と併せて、同じタイプの曲であるクイーンのイッツ・レイトもお聴きになってみて下さい。
(by R)