本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第15番 フランス風 (Sinfonia No.15, 1761)
交響曲第15番は、交響曲第3番とともに、ハイドンさんがエステルハージ家に雇われるきっかけとなった曲だそうです。
交響曲第15番ニ長調(Sinfonia No.15 D Dur, Hob.I:15)
第1楽章 Adagio - Presto - Adagio 3拍子のアダージョに4拍子のプレストが挟まれた楽章です。この形式は初出ですね。
第2楽章 Menuet & Trio 「ヘンデル風」とか「フランス風」と言われるメヌエットです。
第3楽章 Andante 弦楽合奏によるアンダンテですが、魅惑の楽章です。
第4楽章 Finale. Presto 舞踏のための楽章ですが、短調の部分があることによって、色を添えた雰囲気になります。
バーゼルのハイドン生誕300周年企画では、イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏しています。
マックス・ゴバーマンさん指揮ウィーン国立歌劇場オーケストラの録音です。このゴバーマンさんとウィーン国立歌劇場オーケストラの全集録音の企画は、残念ながらゴバーマンさんの急逝により未完に終わってしまったそうです。
(by R)
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