本日の一曲 vol.176 カルメン・マキ&OZ 私は風 (1975)
カルメン・マキさんは、十代で寺山修司さんの劇団「天井桟敷」に入団し、その初舞台でレコード会社の目に止まり、歌手契約をしました。1969年に寺山修司さん作詞、田中未知さん作曲で「時には母のない子のように」をリリースし、これが大ヒットしました。
その後、同じ路線で3枚のアルバムを出しましたが、ロックに転向し、竹田和夫さんらとのアルバム「カルメン・マキ&ブルース・クリエイション」を制作しました。
そして、その後、新しいバンドを結成し、1975年にカルメン・マキ&OZ名義で同名のアルバムをリリースしました。このアルバムのラストを飾るのが、カルメン・マキ(Maki Annette Lovelace)さん作詞、ギタリストの春日博文さん作曲の「私は風」でした。「開いた本も閉じてしまえ」という歌詞が強烈な曲なのですが、サブスクのリストにはないため、YouTubeなどで探していただくほかありません。
CDとMp3は販売されています。このアルバムには「六月の詩」という名曲も収録されています。
「私は風」は名曲ですので、たくさんの人たちにカバーされ、また、オマージュされた作品もあります。
(by R)
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