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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第1番 (Sinfonia No.1, 1759)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn)さんは、1732年3月31日、オーストリアのニーダーエスターライヒ州ローラウ村で、車大工の父、料理女の母との間に生まれました。音楽学校の校長をしていた義理の叔父に才能を認められ、6歳から音楽の勉強を始め、8歳からウィーンに移り、聖歌隊の一員として働き始めました。17歳のときに変声期になり、聖歌隊を解雇され、その後、職を転々としました。この時期に作曲を始め、現存する最初の作曲は、1750年の18歳のころに書かれた「ミサ・ブレヴィスヘ長調 Hob.XXII:1」だと言われています。そして、最初の弦楽四重奏曲は1755年の23歳の頃、最初の交響曲は1759年の27歳のころに作曲しました。

ハイドンさんの交響曲は1番から104番まで、弦楽四重奏曲は最初の1曲と1番から83番まであります。本日からまず交響曲を1日1曲ずつ聴いていきたいと思います。Brilliant Classicsから、アダム・フィッシャー(Adam Fischer)さん指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団の演奏で、全楽章を一つの動画で公開していますので、これを聴いていきましょう。

交響曲第1番ニ長調(Sinfonia No.1)
第1楽章 Presto 幕開けにふさわしいオペラの序曲のようです。
第2楽章 Andante 一息つきたいところですが、ちょっと驚かすのがハイドンさんらしいです。
第3楽章 Finale - Presto 舞曲です。

クリストファー・ホグウッド(Christopher Hogwood)さん指揮古音楽アカデミーによる演奏です。

(by R)


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