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本日の一曲 vol.521 フリー:緑の丘の上に (Free: Over The Green Hills, 1968)

フリーについては、一度記事にしたことがありました。

本日ご紹介する「緑の丘の上に」は、アルバム「Tons Of Sobs」の最初と最後にパート1とパート2に分けて収録されていたものでした。2000年にリリースされたコンピレーション・アルバム「ソングス・オブ・イエスタデイ(Songs Of Yesterday)」に2つに分ける前のバージョンが収録されていたのでこちらをご紹介します。

アルバム「Tons Of Sobs」は1969年3月にリリースされたフリーのデビューアルバムですが、前の記事でご紹介したとおり、この時点でメンバー4人全員がまだティーンエイジャーでした。しかし、彼らの音楽のベースは、もう泣きたくなるほどの渋いブルースであり、「tons of sobs」の意味も「何トンものむせび泣く声」です。十代で何が悲しかったのでしょうか。

アルバム「Songs Of Yesterday」のプレイリストです。

ちなみにアルバム「Tons Of Sobs」は、日本では「フリーNO.1」という邦題でリリースされ、レコードの帯には、「ブラインド・フェイスも惚れ込んだニュー・ロックの新星〝フリー〟のデビュー・アルバム!!」と記載されていました。その後、アルバムの邦題は「トンズ・オブ・ソブス」に変更され、「フリーNO.1」のレコード盤にはプレミアがついています。

「コレクター」である中野D児さんのブログです。

フリーの4人のメンバーの中でギターのポール・コゾフ(Paul Kossoff)さんは、1976年に25歳で夭折しました。彼は、15歳のころから睡眠鎮静剤系の薬物を服用しており、薬物濫用があったのではないかと考えられています。2017年には伝記が出版されました。

ポール・コゾフさんは、フリー解散後、1973年にソロアルバム「バック・ストリート・クローラー(Back Street Crawler, 裏通りの放浪者の意)」をリリースし、その後、同名のバンドを率いて活動していましたが、1976年3月19日にロサンゼルスからニューヨーク市への飛行機の中で、足の血栓が肺に移動して肺塞栓症を起こして亡くなりました。

ソロアルバムから「タイム・アウェイ(Time Away)」とアルバムのプレイリスト、音盤案内です。

(by R)

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