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本日の一曲 vol.533 ビッグ・カントリー:インナ・ビッグ・カントリー (Big Country: In A Big Country, 1983)

ケルト音楽というと、どういうイメージをお持ちでしょうか。イギリスの田舎の方の音楽、スコットランドとかアイルランドとかの音楽、バグパイプを使った音楽、昔のケルト民族の音楽、などでしょうか。

日本語版ウィキペディアによると商業ベースに乗った造語ということだそうです。

ただ、ケルト人というのは古代ローマのころから認識されていて、ケルト語派という言語系もあるとのことなので、やはりケルト語派の民族、アイルランド語、ウェールズ語、ブルトン語、スコットランド・ゲール語、コーンウォール語、マン島語などを話す人々の音楽、ということになるのでしょう。

さて、ケルト音楽が商業ベースに乗って流行したのは1980年代だとされていますが、本日ご紹介するビッグ・カントリーは、ロック・バンドの音楽にケルト音楽風味を加えたものだったと思います。

ビッグ・カントリーの1982年にリリースされたデビューシングルの「ハーヴェスト・ホーム(Harvest Home)」です。

このデビューシングルのプロデューサーはクリス・トーマスさんだったのですが、次からスティーヴ・リリーホワイトさんに交代し、セカンドシングル「フィールズ・オブ・ファイヤー」をリリースしました。

そして、続けて1983年にサードシングル「インナ・ビッグ・カントリー」をリリースし、これが大ヒットとなりました。

日本でもヒットし、このシングルの後にシングル曲の題名を邦題にしてしまったファーストアルバム「インナ・ビッグ・カントリー(The Crosssing)」がリリースされました。アルバムのプレイリストです。

(by R)

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