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本日の一曲 vol.48 フジファブリック 茜色の夕日 (2005)
2009年12月24日に突然亡くなってしまったフジファブリックの志村正彦さんが初めて自分で納得した楽曲です。
このビデオは2005年に「FAB FOX」が発表される直前にシングルとして発表されたバージョンですが、作曲自体は、志村さんが富士吉田市から上京したころにされたようです。志村さんは、メジャーデビュー前に高円寺のライブハウス「Los Angels Club」でバイトをしていましたが、そこで氣志團の綾小路翔さんといっしょだったそうです。志村さんは、上京後バンド活動をしていましたが、なかなか目が出ず、富士吉田に帰ろうかと綾小路さんに相談したところ、綾小路さんは、「帰るなら『茜色の夕日』をくれ!」と言ったそうで、それを聞いて志村さんは思いとどまったとのことです。
彼は生前ロッキングオンに寄稿しており、単行本になっています。
彼にとっては、思い入れのある曲であり、志村さんが亡くなった後、彼をバンドに導いた先輩である奥田民生さんが追悼でこの曲を歌いました。
ところで、志村さんが亡くなった後もフジファブリックは消えることなく、残されたメンバーで活動を続けています。2018年に映画「ここは退屈迎えに来て」に「Water Lily Flower」を提供しました。
実はこの映画では、「茜色の夕日」が効果的に使われています。出演者のみなさんが交互に歌うのですが、門脇麦さんと渡辺大知さんの歌が特に印象的でした。
山内マリコさんの原作も読んでみてください!
(by R)
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