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本日の一曲 vol.432 ブラインド・フェイス 泣きたい気持ち (Blind Faith: Had to Cry Today, 1969)

クリーム(Cream)がベースのジャック・ブルース(Jack Bruce, 1943/5/14~2014/10/25)さんとドラムのジンジャー・ベイカー(Ginger Baker, 1939/8/19~2019/10/6)さんとの不和のため、1968年11月のロンドン公演を最後に解散し、ギターのエリック・クラプトン(Eric Clapton, 1945/3/30~)さんとベイカーさんにキーゴードとボーカルのスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood, 1948/5/12~)さんとベースのリック・グレッチ(Ric Grech, 1946/11/1~1990/3/17)さんが新しいバンド「ブラインド・フェイス(盲目的な信仰の意)」を結成しました。

しかし、ブラインド・フェイスも1969年8月にアルバム「スーパー・ジャイアンツ(Blind Faith)」をリリースし、ツアーを行って解散してしまいます。すぐ解散してしまった原因は、いろいろあると思いますが、エリック・クラプトンさんが即興演奏をするのに疲れたから、というのが一番しっくりくる理由かと思います。

このアルバムの1曲目に収録されている「泣きたい気持ち」です。クラプトンさんのギターが相当つらそうに聴こえるのは気のせいでしょうか。

なお、このアルバムのジャケットにはいろいろと問題があり、「YouTubeで見る」でご覧ください。その問題の詳細については、noteのよっしーさんの記事をご覧ください。

クラプトンさんのプレイについてですが、クリーム時代のバキバキの演奏です。ライブ・アルバム「グッバイ・クリーム(Goodbye, 1969)」から「アイム・ソー・グラッド(I'm So Glad)」です。確かに、こんな演奏を毎日やってたら体がもたないよ、というような演奏です。

ブラインド・フェイス解散の後、デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek And The Dominos)を経て、復活後のアルバム「461 オーシャン・ブールヴァード(461 Ocean Boulevard, 1974)」から「マザーレス・チルドレン(Motherless Children)」です。こちらは、クラプトンさん自身が歌っているのですが、ギターの方はボトルネックを使ったとてもリラックスした演奏になっています。

(by R)

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