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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第25番 充実 (Sinfonia No.25, 1764)
交響曲第25番は、作曲年代がモルツィン家時代のものかエステルハージ家時代のものかはっきりしないばかりか、ハイドン作なのかについても疑問をもたれていた曲です。これまで聴いてきた交響曲からすると、他人の作品と言われるほど違和感はないと思いますし、この交響曲を知らないクラシック・ファンに作曲家当てクイズを出したとすれば、ほぼハイドンという答えが返ってくるような気がします。
また、交響曲第33番と同時期に作曲されたという見解もあるようなので、第33番をご紹介するときに、聴き直してみたいと思います。
曲の構成は3楽章となっていますが、教会ソナタ風に4楽章としてもおかしくはなかったと思います。その上、第1楽章の序奏部分が短いですがとても充実感のある曲想になっていますので、短い時間で交響曲を楽しみたいときにはうってつけかもしれません。
交響曲第25番ハ長調(Sinfonia No.25 C Dur, Hob.I:25)
第1楽章 Adagio - Allegro molto アダージョの序奏付きの楽章ですが、楽章を分けてもよさそうです。アレグロ部分は楽しいオペラの序曲のようです。
第2楽章 Menuet & Trio しかつめらしい舞曲です。
第3楽章 Presto 高音部と低音部の掛け合いが楽しい楽章です。
クリストファー・ホグウッド(Christpher Hogwood)さん指揮古音楽アカデミーによる演奏です。
いやいや、それは27番です。
(by R)
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