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本日の一曲 vol.166 YOYOKA レッド・ブーツ (Yoyoka: Led Boots, 2023. Narada Michael Walden Foundation Holiday Jam)
Yoyokaさんは、8歳のとき、レッド・ツェッペリンの「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」のYouTube動画で有名になった北海道出身の現在14歳のドラマーです。今回は、ナラダ・マイケル・ウォルデン財団の昨年クリスマスの「ホリデー・ジャム」のライブ演奏です。
演奏している曲は、ジェフ・ベックさんの1976年リリースの「ワイヤード(Wired)」の1曲目に収録された「レッド・ブーツ(Led Boots)」です。このドラムを担当したのがナラダさんであり、名演奏として有名な録音でした。
このアルバムについては、ギターマガジンさんのサイトに真保安一郎さんのとても興味深い記事がありましたので、ご紹介します。
ところで、この「レッド・ブーツ」は、「ワイヤード」を一緒に録音し、第2期ジェフ・ベック・グループのキーボードを弾いていたマックス・ミドルトン(Max Middleton)さんから提供を受けた曲だと言われています。第2期ジェフ・ベック・グループは、ジェフ・ベックさんが脱退してから「ハミングバード(Hummingbird)」として再出発しますが、彼らの3枚目のアルバム「ダイアモンド・ナイツ(Diamond Nights)」に「Got My Led Boots On」として収録されています。こちらは、ボビー・テンチ(Bobby Tench)さんのヴォーカル入りです。
一方、YOYOKAさんは、これまでロバート・プラントさん、イアン・ペイスさん、カーマイン・アピスさん、そしてナラダさんに注目されてきているので、今後もその活動から目を離せません。
(by R)
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