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音楽書案内 砂川しげひさ コテン音楽帖シリーズ

砂川しげひささんの本業は漫画家ですが、クラシック音楽に造詣が深く、砂川さんご自身のイラスト付きの楽しいエッセイを書かれていました。砂川さんは2019年に77歳で亡くなりましたが、砂川さんのクラシック関係のお仕事を振り返ってみたいと思います。

書誌を見ると、1982年に音楽之友社から出版されたジュニア向けのドヴォルザークの本が最初で、その後、レコード芸術でイラスト付きのエッセイを連載したという流れだったのではないでしょうか。

その後、光文社から1冊(「なんたってクラシック」、後に朝日文庫から出版)、共同通信社から1冊(「クラシックだドン!」、後に朝日文庫から「がんばれクラシック」に改題)を出版して、週刊朝日の目に止まり、連載が始まったという流れだと思います。

1986年ころから週刊朝日で砂川さんのクラシック・エッセイ「コテン氏シリーズ」の連載が始まりました。

以上が当時朝日新聞社から出版されていた新書サイズの単行本です。その後、講談社から改題したものが1冊出版されたようです。

1993年に朝日文庫から名曲選が1冊出版されました。

また、音楽帖シリーズと並行して、東京書籍からも4冊ほど出版されました。


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