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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第36番 (Sinfonia No.36, 1761)

交響曲第36番は、エステルハージ家副楽長時代に戻ります。交響曲第33番と同時期に作曲されたものと言われています。

36番の第2楽章は、当時楽団にいたヴァイオリン奏者のルイージ・トマシーニ(Luigi Tomasini)さんとチェロ奏者のヨセフ・フランツ・ヴァイクル(Joseph Franz Weigl)さんのために書かれたのではないかと言われています。

交響曲第36番変ホ長調(Sinfonia No.36 Es Dur, Hob.I:36)
第1楽章 Vivace 3拍子の小刻みなリズムとホルンのファンファーレが印象的です。
第2楽章 Adagio ソロ・ヴァイオリンとソロ・チェロが会話をする楽章です。
第3楽章 Menuetto & Trio ドイツ語版ウィキには「行進曲的」という表現がありますが、3拍子なので、ちょっと歩くには困ります。
第4楽章 Allegro こちらはランニング・ベースラインとトレモロが使われている「走るモチーフ」で構成されています。

ハンス=マルティン・リンデ(Hans-Martin Linde)さん指揮、ドイツ、ケルンの古楽器オーケストラのカペラ・コロニエンシス(Cappella Coloniensis)の演奏です。

(by R)

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