本日の一曲 vol.455 モヒニ・デイ エモーション (Mohini Dey: Emotion, 2023)
モヒニ・デイさんは、1996年7月20日、インド・カルカッタで生まれたベーシストです。父がセッション・ミュージシャンであり、エレクトリック・ベース・ギターを手にしたのは9歳か10歳のときで、11歳のころから演奏活動を始め、天才児と言われていました(英語版Wikipediaによる)。ベーシストとして各方面から引っ張りだこの大活躍で、日本でもB'zのサポートメンバーとして演奏していました。
2020年、ジノ・バンクス(Gino Banks, Dr)さん、エンリケ・サンチェス(Enrique Sanchez, Tp)さん、ジョーダン・ルーデス(Jordan Rudes, Key)さん、スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai, G)さん、 マーク・ハートサッチ(Mark Hartsuch, Sax)さんとのコラボで、「Can You Feel Me」です。この曲ではモヒニさん自身がヴォーカルをとっています。
ドラマーのマルコ・ミンネマン(Marco Minnemann)さんとのコラボで、「Konnakol Games」です。「コナコル(Konnakol)」とは南インドの音楽で、打楽器の表現を声で表現する音楽です。
今年には、ウィロー・スミス(Willow Smith)さんのバンド「ウィロー(WILLOW)」に参加しています。
また、先月公開されたサイモン・フィリップス(Simon Phillips)さんのプロジェクト「DarWin」の「Imitation Suede」です。
モヒニ・デイさんのYouTubeチャンネルです。
と、八面六臂の大活躍ですが、昨年2023年11月に2023年にセルフタイトルのデビューアルバムをリリースしており、このアルバムがすさまじい出来栄えになっています。全曲、一気に聴かせる出来栄えになっていますが、とりあえず、おそらく1回オーバーダビングをして、2本のベースの演奏になっている「エモーション」です。
このアルバムは、コラボも聴きもので、これまで紹介したミュージシャンに加えて、ナラダ・マイケル・ウォルデン(Narada Michael Walden)さんとのコラボも収録されています。アルバムのプレイリストです。
(by R)