猫に会いに行く旅/田代島🐈 その1
「ただいまーーー!」
島を訪問するのは、人生2度目なのにすでに懐かしいふるさとに帰ってきたような気持ちになるのはなぜだろう?
フェリーから島に降り立った途端「やっと帰ってこれた」とつぶやいてしまうほど心がやすらぐ場所、それが猫島として知られる宮城県石巻市にある離島「田代島」。
田代島とは?
現在の島の人口は50人未満ほどで、主な産業は漁業。
仁斗田と大泊の2つの港があり、港を中心に集落が広がり、歩いて2〜3時間ほどで島を一周することができます。
そんな小さな島に、今では国内のみならず、海外からも大勢の観光客が訪れているそう。
お目当てはもちろん猫!
島の人に話を伺うと、日によっては海外からの観光客が8割以上を占める日もあるのだとか。
世界中の猫好きを魅了してやまない猫島、それが田代島なのです。
私が初めて田代島を訪問したのは2024年5月9日〜11日の3日間。
東北新幹線、仙石線、フェリーを乗り継ぎ、約半日かけてやっと着いた時には、無事に到着してホッとしたのと、ずっと来たかった場所にやっと来ることが出来た嬉しさで胸がいっぱいになりました。
旅の目的はもちろん、猫の写真を撮ること!
夜明け前から日暮れまで、カメラを抱えてひたすら歩き回り、島の人々と触れ合い、猫と戯れ、写真を撮って、疲れたらお昼寝して、また歩き回って猫を撮る。
ただそれだけなのに、好きなことを好きなだけ堪能できる喜びに満たされていました。
幸せ…
スマホもほとんど見ることもなく、のんびり流れる島時間の中、ゆったり暮らす猫と一緒に過ごしていると、まるで自分も猫になったよう。
猫たちに誘われるように気ままに道をゆく。
忙しない日常から離れ、猫のペースで歩き回るうちに、いつの間にか心も体もリフレッシュ!
1日中歩き回っているのだから、疲れが溜まっていくはずなのに、なぜか日に日に元気になっていることに気づくのです。
そんな私にとって3日間はあっという間!
島で過ごした時間が楽しすぎて、幸せすぎて、「帰りたくない!」と後ろ髪を引かれながら島を後にしました。
そして、今回、とても嬉しいことに縁あって10月に再訪することに!
前回は初夏で新緑が美しい季節だったが、今回は季節が変わって秋の田代島。秋の優しい日差しに鮮やかな彩り、そして秋の味覚!
心踊る幸せな時間のはじまり。
そして会いたかった猫!猫!!猫!!!!
まだ写真の整理が済んでいないので(2000枚以上撮った)、今回はこれくらいで。
次回は秋の田代島の魅力について、綴ります。
つづく🐈🐈⬛