昼間の偵察、おふろりあん。 【猫マンガ】
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お風呂、よく見に行っていた
くつした。(猫の名前です)
ときどき入浴中のドアの前にいたりもした。
ドアを開けて、「入る?」と聞くと
「いい、入らない!」
と走り去るんだけど、
それでもまた
そーーっと見に来ていた。
昼間は 換気のために 浴室のドアを開けていたので
静かなお風呂をおっかなびっくりのぞきに行って
「夜と様子がちがう…」
と、不思議そうに観察したりしていた。
そのうち、
入浴中の 「入る?」の誘いに
「じゃあ…、ちょっとだけ…」
と、おそるおそる入ってくるようになった。
ふたの上に乗せてやると、
モワモワする湯気と
ゆらゆらする大量のお湯が
これまた不思議らしくて
腰が引けながらも
いっしょけんめ、のぞき込んでいた。
お湯、飲んだりもした。
だんだん慣れてきたら、
お湯の張った洗面器に立たせて
足湯とか、
もう少し慣れたら、
半身浴もした。
意外に おとなしかった。
濡れた毛をタオルで拭いたり
あとが大変なので
あんまり頻繁には やらなかったけど。
(ドライヤーは音がこわいので
ぜったい無理だった。)
お風呂から出て
ドキドキしてるのに
タオルでゴシゴシされて、
解放されたら
と、走り去っていたので
もう懲りたかな
と心配したけど、
こわいより
興味の方が
勝っているみたいだった。
おふろ好きな
おふろりあん。