寿司の良し悪しもわからない私が寿司の文化と伝統を語ってみましょう。すみません。
お寿司、最近は糖質を控えめにする食生活を送っているので、進んで食べることは少なくなっているのだけど、(食べないのかよ!なヤツが語り始めています。すでにすみません)
でもその色とりどりの華やかさと丸みを帯びたフォルム(フォルムとか言っちゃう)を目にすると、思わず「おいしそう!」と反応してしまいます。
(視覚で感じる美しさの話をしようとして食欲で即完結。)
かつてテレビで、バブリーなイケイケ女子がオジサマに高級寿司店で奢られ「太るから〜」とネタだけ食べてシャリを残すという暴挙を見て、
「なんちゅうやつじゃ!!」と憤ってたのに
今ちょっと気持ちがわかると言うか、「シャリ抜き(サビ抜き的に)とか選べたらいいのになー。あ、それただの刺身。」と、当時テレビ場面に「だったら寿司じゃなくて刺身を頼め」と突っ込んでいたのと似てるような似てないような思考に陥っているにの気付き、なんだかなー、と。
時代を経て まさか私があのイケスカナイと思っていた対象に迎合する日が来るとは。(大げさ)
だからって、刺身をごはんに乗せたのとは全然違うんよね。
そりゃ当然。
あの酢飯あっての魚介。やっぱりあの一握りで完成された世界なんよね。(世界を掌握 フフフフフ……)
まあ、口が肥えてる方ではないので、いい店の職人さんの細やかな仕事に気付くほどの舌は持ち合わせておりませんし、
むしろ回転寿司で全然オッケー、「めっちゃおいしー」と喜べる庶民ですが(あほそうな反応)、
あのレーンに流れてくる寿司の ちょっと乾いたネタも、軽く乗せられただけの脱げかけのネタも、何ならもう完全に脱げちゃって長細いおにぎりとペロンと転がった刺身というナゾ料理な一皿でさえも、
口に放り込めば一体感に包まれるお寿司の素晴らしさよ。(さあ両手を広げて✨)
よく海外で外国人が営む寿司店の個性的なメニューを指して「あんなもの寿司じゃねえ」と正しい寿司のあり方を守ろうとする人たちもいたりしますが、
正しい寿司って何だろう。本来の寿司ってどの時点のものをいうんだろうと思ってしまいます。(素人が寝言述べてます。すみません)
寿司の成り立ちで言うと、(なぞった程度の知識)江戸時代に生まれた握り寿司の原型はもっとドーンとデカくてそれこそおにぎりみたいだったとか、赤酢だかを使ってシャリは赤かったとか、今とは全然違う見た目だったらしいし(だから私たちが慣れ親しんでいる現在のお寿司もすでにアレンジが加えられたもの)
ネタにしたって昔は使わなかったであろうサーモンを使ったり、職人さんが「創作寿司」として変わりダネを使って出したとしてじゃあその店は一流じゃないんですかとか、何が本流で何が亜流かすらも最早わからないくらいに寿司というものは入り交じって進化をしてしまっているのではないかしら。
ということで、「日本の由緒正しいお寿司」というものに対して大して(たいしてたいして)こだわりがないので、回転寿司に行ったらノーマルなネタよりも生ハムだとかカルビだとか その界隈の人が眉をひそめそうな洋モノのネタばかりチョイスしてしまう子供向けな舌の持ち主な私です。(えびアボカド最高)
あ、でも最近は糖質を控えているのでシャリはそんなにいらんのですよ。(もうわかったて)
ネタだけの皿とかあったらいいのになー。(一部あるけど)
カルビの肉だけとかハンバーグとか。(寿司屋へ行って何を)
あ、でもそういうのなら白いごはんが欲しくなっちゃうよね。酢飯でなくて。
白ごはんもサイドメニューにあればいいのにな。(ファミレスへ行け)
あーーでも、置いといてもらって何ですがやっぱり今ごはんは頼まないかもー。糖質多いんでね。
こんにゃく粒入りの低糖質ライスとかあるとうれしいけど。
あ!それなら、低糖質ライスか雑穀入りの玄米ごはんでシャリ作ってもらえるとありがたいです。
わがまま言ってすみません。
お寿司の進化どこまで行くのか見守りたいです。
チラ見で。
(イラストは LINEスタンプ用に描いたやつ)