オンライン一博ナイト&ヴァーチャル蔵見学!!
一昨日はオンライン一博ナイト!!でした。
オンラインで蔵元とつながってのお酒の会というのは初めての試みでした。
そして、蔵の中を解説と共に中継するヴァーチャル蔵見学も初めての試み。
参加者はトータル14名。
わたしと一博さんを合わせると16名がオンラインとリアルでつながって、同じ時間を共有。
参加者は京都、滋賀、大阪、淡路島、岡山、和歌山、愛知、神奈川、埼玉、東京と実にさまざま。
これだけさまざまな場所にいる人同士がつながって、同じ体験をするというのもなんだか不思議な感じでした。
参加者の皆さんのお手元には一博さんからあらかじめ届けられた三本のお酒がスタンバイ。
ラインナップは
一博 純米うすにごり生酒
秀一 the Scarlet純米吟醸
一博 生もと純米生酒
の3種類。
まずは一博ラインナップの中で一番スタンダードなうすにごり生酒でかんぱ~い!!(*^▽^*)
それぞれのお酒について順番に一博さんが解説をしていってくれました。
そして、まだ誰も呑んだことのない、この会で初めてお披露目の一博生もと純米生酒!!
めちゃくちゃ大評判でした!!(≧▽≦)
皆さんからおいしい、おいしいの声が連呼。
燗酒にしても、もちろんグッド!!
いやあ、初年度でこのレベルとは、すばらしい!!
これは、火入れを寝かせるのも楽しみです(^^)
一通りお酒の紹介も終わり、参加者の自己紹介も終わったところで、お待ちかね、ヴァーチャル蔵見学の始まり!!
これはなかなか貴重な経験でした。
普通の蔵見学だと、人によってペースも違うし、どうしても蔵元の横にいる人だけが聞ける話なんかもあるのですが、蔵元がカメラを持って解説しながら中を見て回るので皆で同じ情報を共有することができます。
質問も皆で共有できるし、そこから派生した質問も出たりと、今までいろいろ蔵見学ツアーを主催したり参加したりしてきましたが、この形は結構いいかもしれません。
それに、これだと、普段は蔵見学では一般の方には案内しないところまで見せることも可能です。
今は造りは終わっている時期ですが、稼働中の蔵だと麹室なんかは入れない蔵が多いですが、蔵元がカメラを持ってというのだったら可能かもしれません。
そういう意味でも可能性を感じましたね。
やってみないと分からないこと、気づかないことってありますね(^^)
皆さんからもいろいろと意見をいただいたので、今後の参考にしたいと思います。
一博さんに蔵の中を案内してもらった後は、フリートーク。
参加者の皆さんから一博さんに質問だったり、お酒の感想だったり、逆に一博さんから皆さんに質問をしたり。
そこから、いろんな話が派生していったりで、日本酒BARあさくらにいるような感じだったかもしれません(^^)
参加者の皆さんも、一博さんも、そして私も思っていた以上に楽しかったというのが共通した感想でした。
コロナ禍で生まれたこの企画ですが、これはこれで新しい形のお酒の会としていいのではないでしょうか。
少なくとも、人が集まることが難しい現状では、かなり可能性のある形だと思います。
こういう機会を増やしていけば、苦境にあえぐ酒蔵のサポートにもなるでしょう。
参加した方は蔵のファンになってくれて、日々のお酒のチョイスとして選んでくれるかもしれません。
少しでもお酒の消費量を増やして酒蔵を支えていくためにも、この形でのお酒の会をぜひ、いろんなところでやってほしいと思います。
ひとつひとつの会で消費されるお酒は少量でも、塵も積もればなんとやら。
いろんなところでいろんな飲食店、酒屋さん、蔵元御自身が開催していけばその量は増えていきます。
地道ですが、ファンが増えれば、日々の消費量も上がっていくでしょう。
日本酒だけでなく、クラフトビール、焼酎、ワイン等苦境にあえいでいる生産者の手助けになり、また、お店が生き残る手段にもなればと思います。
その願いを込めて、稿を改めてどうやって開催すればいいか、その具体的な方法をまとめてアップしようと思います。
その際は、皆さん、シェア・拡散よろしくお願いいたします。
あ、次回のオンラインお酒の会&ヴァーチャル蔵見学は6月7日(日)です。
滋賀の波乃音さんをゲストにお迎えしてお送りいたします。
詳細はまた後日。