〈二人でお酒を〉の歌詞

日本語版「二人でお酒を」
うらみっこなしで別れましょうね
さらりと水にすべて流して
心配しないで 独りっきりは
子供の頃から なれているのよ
それでもたまに淋しくなったら
二人でお酒を飲みましょうね
飲みましょうね

いたわり合って別れましょうね
こうなったのも お互いのせい
あなたと私は似たもの同志
欠点ばかりが目立つ二人よ
どちらか急に淋しくなったら
二人でお酒を飲みましょうね
飲みましょうね

どうにかなるでしょ ここの街の
どこかで私は生きてゆくのよ
それでもたまに淋しくなったら
二人でお酒を飲みましょうね
飲みましょうね

中国語版「再来一杯」
不要悲伤 不要流泪 抛开一切喝一杯
明日天涯不再聚 今宵有酒要同醉
不要叹息 不要忧虑 寂寞应该喝一杯
多少柔情多少泪 今宵把它都忘记

青春时光留不住 似花飘零随流水
不管多少月圆月缺 也要活下去 为祝福 再来一杯
不要苦恼 不要愁绪 抛开一切喝一杯
不知何日再相聚 今宵碰杯要同醉
不要苦脸 不要皱眉 寂寞应该喝一杯
多少柔情多少泪 把它抛在云雾里

青春时光留不住 似花飘零随流水
不管多少月圆月缺 也要活下去 为祝福 再来一杯
不管是风 不管是雨 抛开一切喝一杯
无限柔情无限泪 不伤脑筋只有醉

莫让那柔情缚住 莫问那柔情似水
人生总是悲欢离合 也要活下去 为祝福 再来一杯

(翻訳)
悲しまないで 涙を流さないで
何もかも置いてお酒を飲もう
明日はもう二度と会えない
今夜はワインがあるから一緒に酔おう
ため息をつかないで 心配しないで
孤独には一杯の価値がある
たくさんの優しさ たくさんの涙
今夜はすべて忘れよう

若々しい時間は保てない
流水に漂う花のように
月がどれだけ満ちたり消えたりしても
私たちはまだ生きていなければいけない
祝福のために もう一杯飲よう
苦しまないで 悲しまないで
すべてを脇に置いて 一杯飲もう
今夜はグラスを鳴らして一緒に酔おう
辛い顔をしないで 眉をひそめないで
寂しいときはお酒を飲めばいい
どれだけの優しさ どれだけの涙を
雲や霧に投げ捨てて

若々しい時間は保てない
流水に漂う花のように
月がどれだけ満ちたり消えたりしても
私たちはまだ生きていなければならない
祝福のためにもう一杯飲もう
風が降っても雨が降っても
何もかも置いてお酒を飲もう
無限の優しさ 無限の涙
悩みなんてない ただ酔い心地があるだけ

その優しさに縛られないで
その優しさを水のように求めないで
人生は常に喜びと悲しみに満ちていて
私たちは生き続けなければならない
祝福のために もう一杯飲もう


中国語の「祝福」は、平和や幸福を祈る、祝福する、の意味。


日本語版の歌詞は、女性が主人公だと思います。恋人との別れを歌っています。
これは、日本だけのことなのか、わかりませんが…。
日本では、「あなたと一緒にお酒を飲む」ことが「あなたを許す」「あなたはわたしに悪いことをしたが、手打ちにする(仲直りする)」という意味を含むこともあります。
主人公が「再会したら一緒にお酒を飲もう」「水に流そう」と言って恋人と別れるのは、「あなたを許した」という意味なのかも、と思いました。
つまり、恋人のほうが主人公に不義理をしたのかな?

と、わたしはそう思いましたが、でも違う解釈もできそうです。
主人公はまだ恋人のことが好きで、「また付き合えたらいいな〜」と思っているのかも。「お酒を飲もう」というのは、「再会したら、またわたしを口説いてね」という意味かも。

中国語版は、友達との再会の喜びと、再び別れることの寂しさの歌のようにも感じました。漢詩に出てくる、友達と再会してお酒を飲むシーンみたいだなぁ🍶

「すばる」の漢詩の鼎談のときに話題になった杜甫の「贈衛八處士」を思い出したりもしました。
https://note.com/li_kotomi/n/n059d5f61adbe



この歌は、わたしがちょうど、友人と吉祥寺でお酒を飲んで帰ってきた翌朝の配信でした。昨夜の歌みたいだなぁと嬉しかった思い出🥳🍻

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