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サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020 第17話 初めての調査中止のはなし

こんにちは。サイパンのマリンスポーツショップSAKURA MARINEのインストラクターのAKARIです。

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さて昨日は、第二回調査ダイブ・新月周りの第2夜…の予定だったのですが・・・なんと、雷雨によりキャンセル( ;∀;)

我々調査チームメンバーは、サイパン島の北部・中部・南部にそれぞれ住んでいて、乗り合わせて島の東部のラウラウビーチまで調査に行きます。

昨日は夕方あたりからお天気が怪しくて・・・

「北部雷がすごいです!」

「中部は音だけ聞こえます!」

「南部はまだ大丈夫そうです!」

などどとやり取りをしながら様子を見ていたのですが、見る見るうちに雷&豪雨となりまして、出発ギリギリになってしまいましたが中止を決断しました。

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もう、みんなすぐ出られる準備もしていたし、なんならいつも車を出してくれるアンクラーのHiroshiくんがYUMIKO姐さんの家まで着いてしまっていましたしね・・・まさに、苦渋の決断。

ご存知の方もいると思いますが、サイパンの東部にあるラウラウビーチまでは途中ジャングルの舗装されていない道を通ります。その道はとても雨に弱く、溶けだしだ土砂が海に流れ込んでしまうと いくら透明度を誇るサイパンの海といえど、まるでココアの中を潜っているような状態になります。

自分の手が見えないくらいの透明度・・・・(;'∀')。

ナイトでこうなってしまったら、危険すぎる。

さらに、ダイビング中に雨がひどくなって、道が決壊してしまうと帰れなくなる可能性もあるし・・・(´;ω;`) 

とにかく、安全第一が基本なので泣く泣くキャンセルを決断しました。

その後、チームの撮影担当・セルフィッシュの野々垣くんが恐ろしい動画を送ってくれました*写真は、動画のスクショなので詳しくはFacebookかインスタグラムをご確認ください。

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ひえぇぇぇぇぇ・・・・恐ろしい・・・・。

明らかに雨雲は島の中央にある山の向こう(東側)からやってきたので、昨日はキャンセルにしてよかったなと思いました。

それにしても、調査開始以来はじめてのキャンセルとなり若干悔しさがありますが、『退くも勇気だ』とアシタカも言っていたのでこのプロジェクトを成功させるうえでも「立ち止まること」も重要なんですよね(´;ω;`)

さてさて、8月の満月周りの第3回目の調査ダイブの資金を貯めるためにクラウドファンディングを始めることにしました。

現在は、ご賛同いただいた皆様からのご厚意によりプロジェクトが動いておりますが、しっかりとしたリターンをお返しできる形にもしていきたいなと思っております。

どんな形のリターンが皆様に喜んでいただけるかな?とチームで話し合った結果の1つがこちら。

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今回のプロジェクトで知り得たサイパンのサンゴ礁だけに特化したデータブックを作ろうと思っています。内容はまだ検討中ですが、珊瑚に関するわかりやすいお話、プロジェクト日誌、サンゴの産卵記録など、サンゴに詳しくなかった人や今まで興味のなかった人も楽しめる内容にしていきたいなと思っております。

こちらのデータブックをPDFでご提供する予定でいます。

サイパンのサンゴだけに特化した本って今までにないので、面白いものができそうな気がします♪

今年の夏休みの自由研究の集大成ですね。

他にもリターンはご用意する予定です。お楽しみに!

第18話に続く。

ここまで、読んでいただいてありがとうございました。このnoteのストーリーはあくまでAKARI視点で展開していくストーリーでので、多少の独断と偏見からの表現があることもございますので、ご了承ください。

サイパン在住ガイドの皆様へ。調査メンバーはまだまだ募集中です。人の目はあればあるほど助かります。毎日参加できなくても大丈夫です。ご連絡お待ちしております。

面白そうだから私もサポートしちゃう!というお祭り大好きな皆様へ。サポートはこのnoteのサポート機能からも可能です。*珊瑚プロジェクト用と明記していただくと、ゴミ拾いで神様ポイントゲット支援とは別に計上し、直接珊瑚プロジェクト資金となります。

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サイパンのダイビングガイドAKARI(SAKURAMARINE)
あなたのサポートで、北マリアナ諸島がゴミの落ちていない島を目指す活動を進めていきます。 楽しくゴミを拾えるIsland Keeperを少しずつ増やして、遊びながら島を綺麗にしたいです。