ピカソ展「Picassol'étranger」がフランス国立歴史移民博物館で
こんばんは😊
いま、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)展がパリ12区 、「フランス国立歴史移民博物館」で開催されています。
博物館➡【Musée national de l'histoire de l'immigration:
293, avenue Daumesnil 75012 Paris 】
ピカソ美術館はパリ4区マレ地区にありますが、今回の、ピカソ展のタイトルは「外人、ピカソ Picasso l'étranger」です。
外人という視点でピカソという画家を見た展示なので、パリのこの移民博物館で開催されているんです。
ピカソは、スペイン人、当初フランスに来たとききは、当たり前にフランス語は外国語でした。
マドリードとバルセロナでクラシックッな絵画技法を吸収しつくしたピカソはパリに行くときめ、ちょうどパリ万博が開催されていたのです。
当時すでに成功を納めていた画家のカラフルな画風の絵を見て、彼らを凌駕すると決めたのでした。
最初にピカソが住むことになったのは、カタロニアの多数の画家が住んでいたモンマルトルでした。
クリッシーにも出没して、そこでボヘミア画家生活をパリでおくるのですが、同郷の親友画家が自殺をしたのです。
それから青の時代にはいるのでした。
Family of acrobats (Jugglers) famille des acrobates Jongleurs
ところが、暗い絵は売れなく、それから作風を変えていき、定期的に買ってくれる後援者もでてきたのです。
最後には名声を得20世紀最大の画家になったピカソですが、スペインのフランコ独裁政権下、フランスで生活をしていたピカソでした。
ゲルニカを仕上げ、1937年のパリ万博のスペイン館でゲルニカを展示、反響を得、その年フランスの帰化を求めたのですが、赤と思われていたピカソの要求は却下されました。
その後約20年後、のちのフランス大統領になるポンピドーがドゴール大統領の秘書時代に、フランス国籍を出すというのですが、見向きもしないピカソでした。
ナチの統制下にもうないパリで、フランス国籍は必要ないのでした。
名声をえたインターナショナルなピカソの絵を譲ってくださいと求める、美術館館長からのコールレターも数多く展示されています。
「Miatre」(拝啓、○○先生的)と言ってお願いしている手紙です。
名声を博したピカソの絵は高額で売れましたので、フランスの税務署から、支払い確認レターも展示されています。
20世紀最大の画家の外人としのてピカソと題したピカソ展、中々良かったです。
また、こちらのフランス国立歴史移民博物館内は見応えがあります。
1階は無料です。天井の高いフレスコ壁画はここでたのしめないのがあります。
外人ピカソ展「Picasso l'étranger」は、来年2月13日でです。
秋たけなわのパリです💚💞💕