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作者紹介 ロバート・マックロスキー

 1914年、アメリカ、オハイオ州のハミルトンという町で生まれた。

 少年時代から絵を描いたり、物を創ったりするのが好きだった。

 絵画の勉強は、ニューヨークのナショナルアカデミー、ボストンの美術学校などでした。

 子ども時代の思い出を処女作「レンティル」に描いている。

 ボストン時代、散歩中に公園で見かけたカモの一家から「かもさんおとおり」が生まれた。
 実際に風呂場でカモを飼い、観察スケッチをした。
この本で1942年、コールデコット賞受賞。

 ニューヨーク、ボストン、メキシコ、ローマなどで美術の勉強と製作活動をした。

 アメリカ・メイン州の入り江に小島(ペノブスクコット湾付近)を買い、夏の家とアトリエをかまえる。

 1958年、「すばらしいとき」でコールデコット賞受賞。

ロバート・マックロスキー 作
 (福音館書店)

「かもさんおとおり」
「すばらしいとき」

 (童話館)

「沖釣り漁師のバート・ダウじいさん」

 (岩波書店)

「サリーのこけももつみ」
「海べのあさ」
「ゆかいなホーマーくん」(創作童話)



作良子のつぶやき


 「サリーのこけももつみ」の表紙を開くと、台所でお母さんがジャムを作っている絵が描かれています。
 サリーは近くでジャムの瓶に使うと思われる輪っかで遊んでいます。

 冬に食べるジャムを作るので、これは秋ぐらいの話かなと思っていました。でも、この台所に掛かっているカレンダーは、「AUGUST」(8月)になっているので調べたところ、夏に収穫できるんですね。

 そう言えば、私がオーストラリアの友人宅でラズベリーを摘んだのも
夏でした。
 その後、友人のお母さんがジャムを作ってくれました。
 沢山ある空き瓶の中に作ったジャムをいれ、保存食になるように密封していました。
 あのラズベリージャムおいしかったなあ。

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