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認定ジオガイド 入門講座&実践講座

桜島・錦江湾ジオパークと霧島錦江湾国立公園が共同で開催する認定ジオガイドの養成プログラムです。

認定ジオガイドとは?

ジオガイドとは、大地と人と自然の「つながり」を感じ、楽しみながら学べるガイド活動を実践し、地球遺産を保全したくなる気持ちを広めることを目指しています。
桜島・錦江湾ジオパークでは、これまで独自の認定制度を設け約30人のガイドを養成してきました。今回は、霧島錦江湾国立公園と共同で開催し、国立公園とジオパークの知識、インタープリテーションの技術を学べる内容になっています。

対象

  • 伝える仕事や活動をしている人、またはこれから始めようと思っている人を対象とします。通訳案内士、観光ガイド、自然ガイドなど。

  • 桜島・錦江湾ジオパークや国立公園に興味がある人(①入門講座のみの受講となります。また応募多数の場合は先着順とします。)

①入門講座

期間:2023年9月~11月
定員:
40名(入門編のみの受講も可)
参加費:無料
場所:ソーホーかごしま会議室A(鹿児島市役所みなと大通り別館6F
内容:
桜島・錦江湾ジオパークおよび霧島錦江湾国立公園の自然・歴史・文化等とガイドの基本について学ぶセミナーです。
全6回、平日の19時00分~20時30分(90分)を予定しています。
リアル参加が基本ですが、都合により出席できない場合は後日動画で見ることもできます。

 ① ジオパークと国立公園の概要(9月4日)
 ② ガイドにとって大切なこと(9月19日)
 ③ 桜島の歴史・文化・産業(10月2日)
 ④ 桜島の植物と生態系(10月16日)
 ⑤ ジオパークで使える地理学(10月31日)
 ⑥ 錦江湾の生き物と漁業(11月13日)

②実践講座

(詳細調整中)
期間:
2023年12月~2024年3月
定員:
10名程度
参加費:無料
場所:主にソーホーかごしま会議室
受講条件:
・入門講座を受講し、国立公園やジオパークの魅力を伝える意欲のある人
・エントリーシートを提出し、審査を通過した人(1次審査)
内容:
3~4人に分かれて主体的に学び合うグループをつくり、大地と人と自然のつながりを楽しく分かりやすく伝える10分程度のトークプログラムを各自でつくって頂きます。
プログラムの作成と磨き上げについては、講師がアドバイスやサポートを行います。

 ① インタープリテーションの重要な4要素(TORE)について学ぶ
 ② 自分でトークプログラムをつくる
 ③ トークプログラムを実演しビデオで撮影する
 ④ グループでビデオを見ながらTOREの視点で相互にフィードバックする
 ⑤ フィードバックを受けてトークプログラムを修正する
 ⑥ ③~⑤を繰り返してクオリティを上げていく
 ⑦ 最終バージョンをビデオで撮影し事務局へ提出する(認定申請)
 ⑧ 事務局での審査(2次審査)に通過した人を認定ジオガイドとする

※期間内に国立公園に関する講習と、安全管理に関する実習(普通救命講習)を行います

この講座で学べること、学べないこと

ガイドに必要な要素は実に多岐にわたります。この講座では、そのほんの一部を学ぶことができます。
入門講座では、桜島の自然・歴史・文化・産業の概要について学べますが、ガイドをする上では、もっと幅広く豊かな知識が必要です。
実践講座では、ガイドプログラムのつくり方、伝え方など、インタープリテーションの基本を学ぶことはできますが、プロのガイドとして活躍するにはコミュニケーション能力や安全管理、経営技術なども必要になります。
この講座を受講しただけで創造的で個性豊かなガイドになることはできません。そこをめざすのであれば、よりたくさんのプログラムに参加したり、幅広い分野、例えばアート作品や芸能に触れるといった様々な努力が必要です。

お申込み

申込期限:2023年8月31日まで

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