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地域おこし協力隊の受け入れにあたって思うこと

こんにちは。桜島ミュージアムの福島です。
今回、地域おこし協力隊を受け入れるにあたって、日本仕事百貨さんに取材してもらい、いい感じにまとめて頂きました。
ぜひ読んでみてください!

この取材を受けて、地域おこし協力隊について思ったことがあるので紹介します。

地域おこし協力隊の現状

「自分のスキルを活かして地域のために働きたい」という熱い想いで地域おこし協力隊になったにもかかわらず、赴任してみるとやるべきことが決まっていて、自分のしたいことができない。
こんな不幸なマッチングがあちこちで起こっていることが、地域おこし協力隊の大きな課題の一つだと感じていました。

鹿児島市が桜島で地域おこし協力隊を募集することになったと最初に聞いた時、絶対に不幸なマッチングだけは避けて欲しい。想いを持って桜島に来てくれた人には、ここでの生活や仕事を楽しんで欲しい!と思いました。
そこで、フリーミッション型で隊員を全力でサポートする内容でプロポーザルを出したところ、ありがたいことに採択されました。
市役所と協議を重ね、隊員ができるだけ自由に活動できる仕組みを企画し、今回の募集にいたりました。
柔軟な対応をして下さった鹿児島市に感謝です。

受け入れる側のポリシー

地域おこし協力隊の事業を推進する上で、隊員の主体性とモチベーションを大切にし、自由に活動してもらうことが重要だと考えています。
したがって、受け入れ側の役割としては、隊員が自由な発想で活動することを後押しする環境の整備とアドバイス、隊員のアイデアを実現させるために地域や人と結びつけるサポート(つなぎ役)に徹することが大切だと考えています。

• 隊員の主体性を尊重し、自由な活動をサポートします。
• 隊員が地域のニーズを把握できるように(地域に入り込めるように)サポートします。
• 隊員のアイデアを実現させるため、あらゆる人と結びつけるサポートをします。
• 地域の活性化に貢献するため、桜島ミュージアムのノウハウと実績を隊員と共有しアドバイスします。

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今回の地域おこし協力隊の特徴

通常は自治体が地域おこし協力隊を雇用するケースが多いです。なかには自治体が雇用するものの、地域のNPOなどの活動に従事するというケースもあります。
しかし、今回はNPO法人桜島ミュージアムが直接雇用し、NPOのスタッフとして仕事をするので、かなり自由に活動できますし、副業も可能です。
最初からこういうことをしたいという想いを持って来てもらっても良いですし、暮らしながら探す形でもOKです。


まず1年目は、桜島ミュージアムが行う事業のサポートをしながら桜島の暮らしに慣れ、地域のことを知ってもらおうと思っています。その関わりのなかで課題を見つけ、活動の種にしていくようなイメージです。
2年目、3年目は、その種を育て、ゆくゆくはひとつの事業として成立するものを目指していければいいなぁと思っています。
特にやりたいことが見つからなかった場合でも、こちらで進めたいプロジェクトはいくつかあるので、一緒に面白がってくれる人だったら大丈夫です。

火山での暮らしを面白がってくれる人を募集中!

火山での暮らし、まちづくり、観光、教育、ビジネス、何でも面白がってくれる人に来てもらえたら嬉しいなぁと思っています。
自由度の高い、チャレンジしがいのあるプロジェクトだと思うので、ぜひご応募ください!
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


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