好感度高めと言えばレモン〜レモンカードづくり〜
レモンに好感を持っています。
レモンは漢字にすると文学的だし、香り、色、名詞の響き、どこを取っても素敵。個人的に、良いイメージばかりを与えられた果実です。
そのレモンを使って調理すると、とてもおしゃれなことをしているようで満足感があります。
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地元の畑で採れるレモンの肌は見映えしませんが、輸入物と違って防カビ剤や農薬の影響がなく、皮まで使えるのが魅力です。
田舎の事情ですが、レモンはイノシシの害に遭わないそうで、生り年であれば苦労せずに収穫できるらしいです。
皮まで使えるレモンはお菓子作りにも使い勝手が良く、春をまたぐ時期になると、レモンが出回るのが楽しみです。
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毎年恒例で作るのが、イギリス生まれのスプレッド、レモンカードです。
レモンの果汁をベースに、バターや卵、砂糖などと煮詰めて作る、レモン入りのバターのようなものです。
レモンの皮を擦り下ろしていると、香りに誘われた次女が寄ってきて「お母さん、レモンカード作るん?」と一言。娘たちにとっても、この時期の楽しみのひとつです。
レモンの果汁の爽やかな香りに始まって、バターを加える頃には、甘いレモンキャラメルの様な香りに満たされます。
できあがったレモンカードは、クラッカーやパンに塗ったり、マフィンの中に入れたりしていただきます。
もっとも手軽でお勧めの食べ方は、ヨーグルトにトッピングして食べること。
たくさんできた時は、瓶詰めしてお裾分けします。
好感度高めのレモンには健康的なイメージもあって、とても体に良い気がします♪。
爽やかな季節の味が体に元気をくれます。