桜寺

看護師として勤務した後、保健師に転職して20年あまり。季節や手づくりを意識した生活が、…

桜寺

看護師として勤務した後、保健師に転職して20年あまり。季節や手づくりを意識した生活が、健康につながると感じています。現在、大学生と中学生の娘がいます。健康づくりを意識した生活や自分なりにほっとする暮らし方、保健師として感じていることなどを発信したいと思います。

最近の記事

プレゼントの勝者はコスメか二郎系ラーメンか?

長女が先週、18歳の誕生日を迎えました。 今年は受験で、お祝い気分一色とはいきませんが、ささやかなお祝いをしました。 18歳になり、メイクに興味津々の長女。 タイトル画像は誕生日プレゼントに贈ったコスメです。 * お誕生日のご飯とスイーツは、必ずリクエストを聞くことにしています。 ラーメン好きの長女から 「二郎系が食べたい!」と返答。 さて、全くわからない…二郎系とは? ネットを頼りに調べましたら、野菜マシマシ、ニンニク&背脂、豚骨ベース、太麺などのキーワードが出て

    • 共通テストも勝負飯〜緊張でお腹が痛くなる子におすすめのおかず・鶏のピカタ〜

      先週末に大学共通テストが実施され、高校3年生の長女が受験しました。 共通テストが終われば、登校する日は残り数日。3年間のお弁当づくりも終盤です。 今回は、共通テストの日にもお弁当に詰めた、長女の勝負飯レシピをお届けします。 * ・揚げないボリュームおかずの探求 長女は緊張すると必ず、お腹が痛いと言い出します。 長女が小学生になると、運動会のお弁当づくりに悩みました。緊張するとお腹が痛くなって、揚げ物を食べられません。 ママ友のお弁当は、エビフライや唐揚げ、ヒレカ

      • お雑煮ってこんなのだっけ?〜母の異次元お雑煮〜

        母はお料理が苦手でした。 レパートリーも少なかったし、本人も苦手を公言していました。 そんな母のお雑煮は何かおかしかったんです。桜寺の生まれた地方で見かけるお雑煮は、おすまし仕立てで青菜の具が定番です。 母のもおすまし仕立てですが、お餅の他の具材が白菜、わかめ、卵。 今回、おおよそのレシピを再現してみます。 ・母のお雑煮の作り方 早速、レシピをご紹介します。 なぜ、こんなお雑煮に…? こどもの頃から食べていましたが、いつから始まったのかは不明です。 他ではこんなお雑

        • 後回しにしていたことが、宝探しのような整理になった話。

          忙しいと思っていることを言い訳に、その気になればできそうなことを後回しにしています。 年末年始のお休み中に、後回しにしてきた3つのことをやろうと決めていました。 ①実家の片づけを始める ②好きなページを残して雑誌を片づける ③パンツ3着を修繕する タイトル画像は「④久々にクッキーを焼く」です!要はなんてことない、そのくらいのチャレンジです。 ①実家の片づけを始める 兄夫婦と一緒に、実家の片づけを始めました。父が独りで暮らす実家はかなりの物量で、到底一回では片づきませ

        プレゼントの勝者はコスメか二郎系ラーメンか?

        • 共通テストも勝負飯〜緊張でお腹が痛くなる子におすすめのおかず・鶏のピカタ〜

        • お雑煮ってこんなのだっけ?〜母の異次元お雑煮〜

        • 後回しにしていたことが、宝探しのような整理になった話。

        マガジン

        • アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくるやさしいひと皿
          2本
        • だいすきな缶づめ・乾物
          3本
        • おうちごはんで野菜をたべる
          11本

        記事

          お正月に食べたおうちごはん

          やっぱり今年も、お節以外が食べたくなります。 お節じゃなくて、ご馳走じゃなくて、当たり前のご飯が恋しくなる…この気持ちもお正月恒例です。 実家でいただくご馳走の合間に、娘たちと何を作るか話し合って、簡単なありあわせご飯を楽しみました。 限られた食事の時間に、何を作るか、何を食べるか、今年もお台所仕事は続きます。 おうちごはんって、ほっとしますね。 そうそう、おやつも食べましたよ。

          お正月に食べたおうちごはん

          大晦日は大皿料理で。

          12月29日から1月3日まで、お正月休暇です。 29日、30日は一生懸命お掃除しました。 特に念入りに取り組むのは、お台所とお風呂、玄関。 お台所は次女にも手伝ってもらいました。 「きれいにしておくと神様が来てくれるよ。」 念入りに拭き掃除すると、本当に神様が来て、来年も美味しいご飯を食べられる気がします。 食べることが大好きな次女は、熱心に手伝ってくれました。 本日は大晦日。恒例行事の大皿料理で一年の感謝を家族に伝えます。 今年も無事に終わります。 日々忙しくて

          大晦日は大皿料理で。

          ツリーはなくても愛を込めてMerry Christmas.

          毎年ツリーを出していたリビングに、次女の漫画やライトノベルを並べた書棚を置きました。 「無理してツリーを出さなくてもいいか…」 思いつきに従って、今年はツリーを出さず。 リースと壁掛けオーナメントでクリスマスの装飾をすることに。 * クリスマスイブのお夕飯は何がいいでしょう。 娘たちに尋ねると鉄板の回答。 「鶏の唐揚げ!」ということになります。 大皿料理で食卓は楽しくなりました。 でもメニューはクリスマス無縁の雰囲気に。 ** 今年は物価高騰で、ケーキも高価に。

          ツリーはなくても愛を込めてMerry Christmas.

          アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.2・じっくり焼くじゃがいも

          秋もじゃがいもがおいしい季節です。 次女が大好きなじゃがいもを、アーユルヴェーダ風に調理して味わっています。 スパイスとも相性が良く、重宝します。 ・じゃがいものクミン炒め ・作り方 ①じゃがいもを12等分に切る。 →先ず半分に切って断面を下にして置き「*」  のマークを描くように縦と斜めに切り込む。 ②フライパンにギーを入れて中火にし、ギー  が溶けたら(油でフライパンの表面を覆っ  たら)クミンシードを入れる。 ③クミンの香りが立ったら、じゃがいもを  入れてじ

          アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.2・じっくり焼くじゃがいも

          のっけ盛りのお弁当が有能だった話

          これまで、スタンダードな詰め方のお弁当を続けてきました。ご飯とおかずを分けて詰めるやり方です。このやり方で、少々課題が出てきました。 食中毒予防もあって、お弁当袋には必ず保冷剤を入れます。 保冷剤で冷やされたご飯が、お昼頃には硬く、パラついてしまうことが気になっていました。 猛暑の今年、保冷剤を使ってもご飯の食感を保てる詰め方に出会いました。 それが「のっけ盛り」です。 タイトルから「要は上に乗せればいいのね」と適当に詰めたら、自己流でも案外上手くいくので驚きました。

          のっけ盛りのお弁当が有能だった話

          お誕生日に食べたいものは?

          次女はお彼岸の期間中に誕生日を迎えます。 ご先祖のご加護がある生まれのように思えて、ありがたい気持ちになります。 娘たちの誕生日にはリクエストを聞いて、ご飯とお菓子を作ってお祝いするのが恒例です。 さて、今年の次女のリクエストは? ・憧れのフライドチキン 次女のリクエストはフライドチキンでした。 「ポテトも!あと、キャベツのおかずが食べたい!」と抜かりなく追加。 フライドチキンと言えば、ケンタッキーフライドチキンでしょうか? 田舎ですから、そのお店は付近にありません

          お誕生日に食べたいものは?

          だいすきな缶づめ・乾物vol.3 高野豆腐

          優しい風味の名脇役のひとつ、高野豆腐。 わが家でも人気食材で、娘たちも優しい味わいを大変気に入っています。 最近は、カットした高野豆腐に、味つけ用の調味料パックが付いた便利な商品も販売されています。 このまま袋の指示どおりに作れば、もちろんおいしい一品ができますが、アレンジもおすすめです。 今日はカット済みの高野豆腐で、手軽にできる高野豆腐の煮物を3品、ご紹介します。 ・高野豆腐の卵とじ もっとも簡単でおいしいアレンジは、やはり卵とじでしょう。 付属の調味料を使って

          だいすきな缶づめ・乾物vol.3 高野豆腐

          次女の大切なハムスター達の修繕日記!感動の結末

          次女が大切にしている、手づくりのハムスターのぬいぐるみ達、その名もイエ(黄色)とオレ(オレンジピンク)。 次女が小学3年生の誕生日に手作りして以来、中学生になった今も大切な友だちのようです。 あまりにも持ち歩き過ぎるので、汚れや傷みもそれなりです。 これまでも年に何度か手洗いし、年に一回は綿を詰め替えてメンテナンスしてきました。 今年はそれに加えて、外れかけた目の修繕が必要になりました。 2つの目は、つながった糸で留めてあるので、両目とも外して縫い直すしかありません。表情

          次女の大切なハムスター達の修繕日記!感動の結末

          おもいでの“祖母の夏野菜のすき煮”を再現してみた。

          お隣さんからピーマンをいただきました。 お隣さんは80代の女性ですが、いつも早朝から畑仕事に余念がありません。 よく新鮮なお野菜を分けてくださいます。 夏野菜は炒め物がイメージです。 夏バテの時期、油と合わせて摂ると確かに元気がもらえる気がします。 一方で煮物もなかなか良くて、祖母は夏になると豚肉と夏野菜ですき煮をよく作ってくれました。 今回は、祖母を真似た一品をご紹介します。 ・夏野菜のすき煮を再現 作り方 1 ナスはヘタを取り、縦半分に切る。  皮に斜めの切り込み

          おもいでの“祖母の夏野菜のすき煮”を再現してみた。

          夏の日のお献立

          非常に暑い夏を迎えています。 食卓の準備も暑さとの対決です。 夏は娘たちの好きなものをベースに、栄養バランスと食べやすさを重視して作ります。 タイトル画像はタコとししとうの炒め物です。 油で炒めて、塩こしょうで味付けして、仕上げに黒胡椒を振ります。 夏はシンプルな調理が娘たちにも好評です。 夏も旬の食材がいただければ一番。 他には、豆類や海藻でミネラルを補給することを特に意識しています。 冷たい飲み物で消化力が落ちても、タンパク質は摂りたいところ。タンパク質の食材は、軽め

          夏の日のお献立

          エコバッグを染めて夏休みをたのしもう!ハーブの香りに包まれた特別な体験

          この夏は久しぶりに、開放感に満ちた雰囲気になりました。 遠くに出かける旅を楽しみたかったのですが、受験生の長女の補講もあり、近場のレジャーを楽しむことにしました。 昨年はパンづくり教室に参加しました。 今年はハーブ染めの教室へ。 いざハーブ染めの教室へ レモングラスとマリーゴールドの染料で、エコバッグを染めることにしました。 最初の工程では、エコバッグの所々を自由に輪ゴムで絞ります。 各自が自由に輪ゴムで絞り、いよいよ染めの工程へ。 鍋で熱したハーブの染料に浸し、鍋

          エコバッグを染めて夏休みをたのしもう!ハーブの香りに包まれた特別な体験

          アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.1・魅力的な豆類のスープ

          アーユルヴェーダの理論では、消化力をとても重視します。 消化できずに不純物が体に溜まる… そんな結果は避けたいものです。 消化の良い食材で、素直に素朴な雰囲気の料理を作ると、本当に優しいお料理が出来上がって、食後の胃からエネルギーが身体中に行き渡る気がします。 アーユルヴェーダ的おすすめ食材のひとつが、ムング豆です。 特にムング豆のスープが優しい。 粗いポタージュのような質感で、それでいて味わいは案外あっさり。食べるそばから胃が安らぎます。 ・ムング豆のスープの作り方

          アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.1・魅力的な豆類のスープ