立ち止まり日記 51日目
みなさんこんにちは!櫻井です。
ここ最近は就活で面接や準備などに明け暮れておりました。また、読書や映画や音楽や漫画から気づいたことを整理していけたらと思います。
ちなみに今回は過去1で長くなってしまいましたが、いつもの読みやすさは意識しているのでご安心ください!!
1、自分の判断基準を言語化する重要性
一般的に就活してて「自己分析したのがいいよ」と先輩や大学のキャリアセンターで言われることが多くあると思います。その言葉の真意は自分の判断基準、つまり軸を言語化して、できる限り曖昧な部分をなくしていくことが求められています。
これには2つの側面から言えることがあります。本人からの視点と会社からの視点です。
会社からの視点では、どういう基準でその人が会社を選ぶのかはもちろんのこと、今までの人生でどういう基準で意思決定をしてきたのかを会社側が知ることで、本人がどういう人間性でどんな仕事に向いているのかという人事的な判断(配属や職種など)を適切に下せるようにする。そして効果的な仕事をしてもらって会社に貢献する。そのサイクルがあると、働いてる本人としても会社側としてもWIN-WINなんですよね。
WIN-WINな関係性でありたいと思うからこそ、その人の過去を聞いたり、将来どんな志向性があるのか見たりするんだと思いました。
本人からの視点では、理想状態に近づくための戦略を立てるという意味で、自分の判断基準を言語化することが重要になります。将来どんな大人になりたいのか、ということから逆算したときにどんな要素が必要で、その要素はどんな環境でどんなことすればいいのかを自分なりに考えておきます。自分の判断軸が明確でないとどんな理想状態になりたいのかという仮説も立てられないし、理想状態がなければ戦略も立てられない。
とはいえ、自分の理想状態について明確にビジョンを持っている方は多くないかと思います。かく言う僕もつい最近まで将来どんな大人になりたいのか、どんなことしたいのかが全然明確ではありませんでした。こんなことしてみたい、くらいしか思ってなかったので正直苦しかったです。コンパスがない中砂漠を歩いてるようなもんですから。
そんな時は自分だったらこんな判断軸でこういう理想を描きそうだな、くらいのテンションで仮決めするのが大切だと感じました。いろんな仮説が出てくる中で自分が一番ワクワクした仮の理想像を一旦目指すのをオススメします。笑
2、本質を見極めること
これは就活してたくさんの社会人の方とお話する機会がある中で、現に僕が掴みかけているスキルでもあります。
相手の話している内容の意図や戦略を洞察することです。これをコミュニケーションの中で活かせるような頭の作りに変えていけたら成長したなと自分を褒められる気がします。笑
というのも、相手が考えていることの本質を見極めることが仕事をする上で大切だと思っています。それが本質的なニーズなのでそれに応えることが最も価値提供できていると考えます。
じゃあどうやって本質に辿り着くのか。著名なマーケターである森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか』の中で簡単に述べられているのですが、
本質>構造>現象
という形で世の中のことは説明がつくらしく、現在の僕の考え方もこれに立脚していることが多いです。例えば、資本主義という構造の本質はなんなのか、資本主義という構造がもたらす現象とは何か、という風に派生して考えることができます。
さらに身近なところで置き換えると、選挙とかは説明しやすいですね。例えば今度の都知事選でホリエモンさんが出馬したとして、当選したとする(現象)。ホリエモンが当選するまでの構造的な要因が挙げられます。なんの構造かというと、有権者のニーズ(これも深掘りできますが)、ホリエモンの選挙活動の方法、支持者のマーケティングなど(構造)。なぜそのような活動が有権者に刺さったのか、なぜそのようなニーズがあるのか(本質)。
と考えるといろんな仮説が立ちますが、そのどれもが本質になりうるのです。
この考え方をするようになってから報道などの裏側を予想したり、漫画でも次の展開を明確な根拠に基づいて推察したりと、少し面白くなってきました。笑
3、戦略思考
そこで、話を自分の将来設計に戻します。先程の本質を見極める考え方を応用すると、
自分の今までの経験(現象)→自分の経験しようと決断した理由(構造)→自分の価値観・哲学(本質)
というような形に置き換えられるんですね。
これを就活だけでなくて、仕事においても応用できる考え方だと思うのでもっと早くから知っておけば良かったと後悔してます。。
そこから自分の価値観や哲学はこうやって活かせますよ、という文脈・環境と方法が浮かび上がってきますね。それを自分の軸として当ててみるのもアリです。
そうすることで、就活では本人が会社でどんな活躍をするのかがイメージしやすくなり、内定がもらえる確率が高まると考えます。
仕事では提供する価値の活きる文脈や方法を相手に伝えることで、受注が取れたりするのではないでしょうか。
4、全裸作戦
とはいえ、自分が活躍できるとは思っていても社会人一年目や環境が変わってすぐの頃は周りの人と比べると劣る部分が多いのは自明です。
そこでオススメしたいのが全裸作戦!何も人前で全裸になることではなくて、前田裕二さん風にいうと「毛穴むき出しの前のめり状態」です。
常に前のめりに全部吸収して自分に活かして成長してやろうということです。100%チャレンジャー精神で行動・思考・反省することを表します。この状態にある時ってしんどそうとか思うかもしれませんが、実は一番充実しているんじゃないかと思います。実際に僕の充実してた頃を思い出すと当てはまるんですよね。
そして漫画の主人公とかはみんなこの姿勢だと気づきました。『キングダム』の信や可了貂、『約束のネバーランド』のエマ、レイ、ノーマンたちも当てはまります。もちろん『キャプテン翼』の大空翼や『ドラゴンボール』の孫悟空もこのタイプです。
つまり人生の主役は自分自身であり、面白い人生を歩みたいと思う方は全裸作戦を取り入れてみてはいかがでしょうか!僕はすでに取り入れて動いてまして、実際に本に書かれていることを実践してみたら思わぬ発見があったりと、早速効果が現れています!!
*この全裸作戦は『絶対内定2021』にありましたが、就活の本としてというよりは人生の指針を見つめ直すきっかけをくれる本だと思ってまして、すごく良い本だと感じました。
5、自信が持てる要素
さあ、最後になりました。ここまで書くのがあっという間だったのですが、読んでくださっている皆さんも読むのがあっという間だったと感じていただけてましたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
最後に伝えたいのは、自分が自信を持てるようになるための要素です。
3つありまして、①自分の哲学と行動が一致していること、②その行動で結果が出ていること、③自分の理想に向けて動けていること、だと考えております。
ここまでくるとわかると思いますが、自信をつけるには自分の哲学や理想を明確にすることと、それを実現するために努力すること(夢中になれたら最強)の2つが必要になってきますね。
つまり、今まで長々と綴ってきたことを実際にやったら自信のある自分に慣れている可能性が高いです!ということ。
だから「行動して頑張れ!自分!」と言い聞かさんばかりに書いてしまいました笑 読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
コロナがある程度落ち着いて、動けるようになったら精一杯できるようにエネルギーを蓄えていきましょうね!💪
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?