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Z世代が語る、20代ビジネスパーソンの生存戦略について

みなさんこんにちは。自称「たれ目日本代表」をやらせてもらってます、BOXの櫻井です。

久しぶりに筆を取り、株式会社BOXのアドベントカレンダーの一つを構成できればと思ってます。
「はじめに」の序章で、僕らZ世代以降の働くことについて共通認識を持ちます。
次の「だからこそ」の章で、20代で描くべきキャリアや成すべきことについて触れ、
「さいごに」の最終章で、まとめを綴っています。

この20代の僕らの世代が、日本を元気にし、盛り上げていくためのものとなることを願っています。

「はじめに」

昨今、働き方改革や人的資本経営など、働くことについて様々な観点から議論がなされていますね。

そして私と同い年以降の年代は新卒就活のタイミングでコロナ禍にぶち当たり、オンライン選考で実際の社内の雰囲気や第6感的なマッチングがわからなかったり、リモートワークというそれまで大学の授業でもやったことのない様式など。

社会人1年目の大事な時期に、それまで誰も経験したことのなかった働き方を強いられました。

そしてアフターコロナになって出社が増え、「あれ…こんな感じだったんだ…?」「リモートで働けるのがよかったから居続けてたんだけどな…?」。これらはあくまで一例ですが、新卒1~2年目と今の働き方に違和感やズレを感じている方も少なくないのでは。

この20代で、それまで誰もが経験したことのない働き方を、すでに経験しているかもしれません。一方それは、会社の上司も同じなのではないでしょうか。

そして、当時は先の見えない世の中だから、いつ自分に何が起きるかわからないから、その時安泰と思われていた選択をした。捉え方によっては正しくて、合理的な選択なのかもしれない。いつ何が起きるかわからないのはその会社も同じなのではないでしょうか。

「ちょっと待ってくれ。冷静に考え直そう。」
私は全力で違和感やズレを感じている同世代に待ったをかけたいのです。

「今の環境で、何かやり残したことはないのか?」
もっとこれできたな〜。あぁしたのがよかったかもな〜。
って思い残すことがあるなら、一旦立ち止まるべきです。
1人の転職エージェントとして、こんなことを言うのはおかしいのは百も承知です。
それでもなお、立ち止まるべきだと警鐘を鳴らしたい。目を覚ますべきです。

なぜなら、新しい時代をどんな時代にするのかは、私たちの世代だから。
誰もが自由に何でも表現できるこの時代に、自分が何たるかの証明、つまり存在証明を残す方法を心得ておく必要があるから。

「だからこそ」

このご時世、誰も正しいこととか最適解とかがわからない中で過ごしてきて、理不尽なことやしんどいこと、ぴえんってなることにもこの20代で対峙してきた。そんな私たちだからこそ、強く思うことがあります。

「自分自身が何たるかを表現できるようになっておくべき」だと。
そのための方法を、今は大手広告代理店に勤めている尊敬する上司に教わり、自分なりに咀嚼したものが次の2つになります。

①新しい正しいを創って証明しよう
②証明できるまでやり切ろう

櫻井より

①新しい正しいを創って証明しよう
この先、どんなことがどんな尺度で図られて評価されるか、どんな変化が待っているのか、それは誰にもわかりません!
ただ、自分が正しいと思うことと、組織に属するなら組織の正しいと思うことを、できるだけ近づける努力をすべきなのは間違いないでしょう。これは誰しもが共感いただけるところかと推察してます。
そしてこの近づける努力を通じて、自分自身が何たるかの解像度を高めていけばいいのです。
何が得意で苦手で、好きで嫌いで、どんな癖があるのか。それぞれを丁寧に拾い上げて、自分がどんなパワーを持っているのかを、自覚してみてください。これは私自身に対しても常に感じているし、仕事でいろんな人と話していても時々感じることではあるのですが。

あなたが生まれながらに持っている機能や、いろんな経験をしていく中で身につけた機能が、たくさんあるはず。それを十分に使っていかないと、錆びついてしまい宝の持ち腐れになってしまいます。

②証明できるまでやり切ろう
私は無宗教なのですが、仏教とか禅の界隈に、「破草鞋(はそうあい)」という教えがあります。破れた草鞋のように、役に立ちそうにないものも、いつか人生の肥やしになる。と言うことです。

これは何も、無思考でなんでもとにかくやれなどということではなく、きちんと練られた戦略や戦術の上でとにかくやり切りましょう、という勧めになります。

そしてやり切るとは、私自身も明確にできてない部分はありますが、「『自分は〇〇ができる』と事実ベースで語ることができるようになるまでやること」であると定義しています。つまり、誰もが認めるトラックレコードを作ることです。

Z世代の、20代の、同世代の方は「何ができるか」「自分は何たるか」をまだ100%表現できてない方が少なくないのではないかと思います。
その「何ができるのか」「自分は何たるか」を証明・表現するために、トラックレコードを作りましょう。やり切りましょう。
これこそが生存戦略になります。ようやく主題に触れられました。

「さいごに」

途中で尊敬する上司にご登場いただきましたが、ここまで書き綴ってきたこれらの考えはあくまで私の考えであり、おじいちゃん子だった私が10歳の時に他界してしまった祖父からもらった、数少ない教えです。

抽象度が高くていまいちピンときてない方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、ご自身の中で内省しながら読まれた方にとっては、耳の痛くなるようなことも書いていたかもしれません。

ただ、一貫して私がお伝えしたいのは、「どうせ仕事をするなら、ちゃんと戦略・戦術をもって、自分は何ができるかを証明するまでやり切ろう」ということです。
どうか、考えたフリをしただけで、「なんか違う感じがする」などのふわっとさせたままで、転職などの意思決定をしないでください。
あなたも、あなたの家族も、会社も、取引先も、誰も幸せにならないので。

もしあなたが本当に転職すべきなのか、今の環境で頑張るべきなのか、胸を張って決められなかったら、ぜひBOXにご連絡ください。全員が誠心誠意向き合います。

私たちBOXが、本当に転職すべきだと自信を持って推薦させていただく方を採用されたい企業様がいらっしゃいましたら、ぜひBOXにご連絡ください。全員が心を込めて伴走します。
https://box-hr.co.jp/company/member/yuki-sakurai/

それでは。

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