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日記3・バーが苦手すぎる
最近なんやかんや新宿2丁目に行く機会が増えたなーと思っているのですが、その割にはバーにほとんど行かないことに気がつきました。
そして、バーに行かない故に、あまり2丁目にきているという実感も湧かず、YouTubeでセカストを見ると、ゲイバー行ってみたいなぁという憧れをほのかに感じてしまいます。
しかし、私はそもそもバーが苦手なのです。なので、ゲイバーに行っても「帰りたい」「美味いもん食いたい」と、ソワソワしてしまうのです。
今まで漠然と感じていたことですが、齢四十を超えて、はっきり言葉にしておこうと思うことがあります。
私はバーが苦手だ。
今までは酒が飲めないからとか、手持ち無沙汰だからかと思っていましたが、それだけじゃなく、バーという空間自体が苦手なのです。
苦手ポイントは
ガッツリ系の食べ物がない
人の声がよく聞こえない
店内が暗くてよく見えない
場のルールに不文律な物が多すぎる
です。まず、食べ物が本当に少ない。あっても量が少ない。40年も生きていますから、そんな文句はお門違いなのは重々承知しています。
ただ、アルコールを一切受け付けない身としては、なぜ酒だけでずっと過ごせるのか、ただただ不思議です。(コーヒーでもなかなかそんな量は飲めないのに、なぜ酒はあんなに飲めるのか)
店が暗い、声が聞こえないのは店によると思うので、2、3はとばして、4つ目が全てのバーに言えるのではないかと思います。
隣の席の知らない人と話して良かったり、お店の人にお酒をおごったりしても良いし、しなくても良いという、ルールの曖昧さがとても難しい。
特にお酒を奢るシステムは本当に難易度が高い。酒飲んでないのに酒を奢るのは良いのか、連れがいるのに、その連れと割り勘になるかもしれないのに酒を奢って良いのか、逆におごらないとルール知らずと思われてしまうのではないのか、などなどなど、分からないことが多すぎるのです。
素直なことを言えば、私だってカッコつけたいんです。
だけど…だけど、やっぱり飲んでもないのに飲ませる気にはなれないわけです(我ながらせこい)。
だがしかし、シラフが故にお店の人の動きとか見えてしまって、あー接客してもらってるんだから、お酒飲まさないとなぁと考えたり、いやいや、正規料金払ってるんだからそんな心配しなくて良いんだよと思い直す。でも金払いがいい客だと思われてーというすけべ心が顔をのぞくという。
言葉にしてみると我ながら本当にバーが苦手なんだなぁと気づきます。それでもどこかバーに行ってみたいと思うのは、みんな楽しそうだからなんですよね。
実際、知らない人の話を聞くのは楽しくもあります。(まぁ、ちゃんと聞こうとするから、より疲れるんですけど)
そして何よりバーってなんかおしゃれでかっこいいなとも思います。
めちゃくちゃ文句みたいなことを書きましたが、バーに行きたくないわけではないですし、飲み会自体は大好きだったりします。
知り合いの方は、これを読んでじゃあ佐倉に声かけるのやめようとは思わず、飲み会、飲み屋には遠慮なく誘ってください。
リンク貼ろうと思って改めてセカストのYouTubeチャンネル見たんですが、あんな「オネェ」の世界、体験してみたいですよね。
観光バーとか行けば味わえるのかな?と、そうやって幻想を抱いて、お店行ってぐったりする無限ループをずっと繰り返してます。
ゲイバーが面白いんじゃなくて、セカストの二人が面白いんですよね。わかってはいるんですけどね〜。
(サムネに映ってるうっちーさんもめっちゃ面白くて大好きです。)