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中林美和さん

VERY NaVYという雑誌の連載企画
「子育て第2シーズン、どうですか?」を担当させていただいています。

連載が始まって間もなくの2021年に登場してくれた、中林美和さん。
書いていてホロっと涙してしまった、印象的なインタビュー。
中林さんの子育ては19歳から始まり、
ワンオペで4人を育て上げた。
うちの娘は20歳、想像できない。
19歳なんて、周りで結婚している友だちはほとんどいなかっただろうし
「私の人生はどうなるの?」と逃げ出したくもなりそうな年齢。

私が書きながらウルルとしたのは、このフレーズ。

「ステップファミリーの道を選んでからずっと、
 家族という形を保ち続けることに必死で頑張ってきました。
 それを守ることが一番幸せで大切なことだと信じていたけれど
 一番大変なことでもあったのかもしれません」

わかりみがすぎて(涙)。
私もワンオペでしたが(中林さんは4人、うちは2人なので大変さは全然違う)
休みの日に子どもを連れて公園に行くと
パパありの家族が、キラキラして見えた。
「やっぱり、パパっていたほうがいいんだよなぁ」と
踏ん張っていた記憶がある。

先日、フランスの子ども家庭福祉を研究されている方に
インタビューをさせていただいたが
フランスは妊娠、出産、教育にまつわる費用がほぼ無料。
支援が充実しているので、夫婦関係に我慢が必要ないと
”仮面夫婦”という言葉が存在しないそう。
日本って、良く聞くと
あっちもこっちもセックスレスの仮面夫婦。
仮面のままで我慢してしまうのは
女性が子育てに専念してきた時代が長かったゆえの
経済力問題も大きいのかな。

最近女性リーダーの話を聞いたところ
若い世代の男性社員では子育て休暇を
「家族のために」と自主的に取る人が増加しているとか。
娘世代では、仮面夫婦なんて言葉は減って欲しいなと思う。

話は戻り、中林さん。
悩ましい時期を経ての現在の活躍。
決断→前進は、ほぼ確定の流れでは。

前編、後編の2本だて。
ぜひ♡

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